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フォレストサイドハウスの住人達(その14)
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1 スレッドオーナー
鶴岡次郎
2016/05/10 (火) 15:31
No.2851
浦上千春はその日、夫、浦上三郎と長男の三人で泉の公園内を散歩していました。偶然、トラックの
荷下しをしている山口と遭遇しました。山口とは何度か5Pなど乱れた遊びをした仲なのです。夫に
事情を説明し千春は山口と二人きりになりました。自然の流れで公園内に停めた山口のトラックの中
で、千春は山口と昼下がりの情事を展開することになりました。その光景を通りがかった由美子に見
られたのです。
省略・・ここ
2 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(457)
鶴岡次郎
2016/05/11 (水) 15:01
No.2853

由美子と佐王子

千春の切なる希望を聞き届けて由美子は千春の情人である佐王子とかかわりあった経緯を説明するこ
とになりました。二人の男と女、並みの人たちではありません、すさまじいとしか言いようのない、
省略・・ここ
3 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(458)
鶴岡次郎
2016/05/12 (木) 11:19
No.2854

3泊4日の予定で総会は開かれました。全員が紋付羽織袴、きらびやかな留袖の正装で総会に臨みま
した。大広間の正面中央に総組長代理の由美子が座り、コの字型に32人の組長が座を占めました。
総会本部から提案された盛りだくさんの決議事項を全組長が審議し、本部提案どおり議事は決まりま
した。由美子は総長名代を見事にこなしました。
省略・・ここ
4 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(459)
鶴岡次郎
2016/05/13 (金) 14:55
No.2855

達子の後ろから庄次が手を伸ばしやさしく抱き上げ膝の上に軽々と抱え上げました。後ろに首をそら
せた達子の唇に男が唇を寄せています。唇を吸いながら庄次のおおきな手が女の乳房をゆっくりもみ
始めました。女が体をくねらせ、両足をくねらせています。前がはだけて計算通り、股間の茂みがあ
らわになっています。ここで一斉の拍手です。野卑な掛け声もあちこちから掛かっています。
省略・・ここ
5 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(460)
鶴岡次郎
2016/05/16 (月) 13:42
No.2856

「そう思うのは無理ないけれど、彼らはプロじゃないのよ・・、
総会の恒例行事で当番組長夫妻が営みを見せることになっているのよ・・・。
彼らは夫婦のセックスを神聖なものと考えているから、
経済的にどんなに追い詰められても・・・、
省略・・ここ
6 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(461)
鶴岡次郎
2016/05/22 (日) 17:00
No.2857

「セックスを神聖な行為だと私たちが考えていると言いましたが、その反面、普通の人に比較する
と、私たちは人前で男女の交歓をすることをそんなに恥ずかしいことだと思わない。人前でも誰はば
かることなく、キッスをしたりする者が多い・・。それで、一般の人から見れば、組の中の男女関係
はかなり乱れていると思われることになる。シロクロショウに出るなど、朝飯前だと誤解されること
省略・・ここ
7 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(462)
鶴岡次郎
2016/05/23 (月) 16:41
No.2858

「由美子さんの説明を聞いて、ようやく判りました。セックスを神事に近い神聖な行為だと考えてい
るからこそ、総会の恒例行事として、当番組長夫妻が夫婦の営みを皆に披露するのですね。その行為
を見せることで、組員相互の固い絆を皆で確かめ合う、そんな意味がセックスショウに隠されている
のですね・・」
省略・・ここ
8 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(463)
鶴岡次郎
2016/05/24 (火) 14:22
No.2859

「舞台の二人が逝くのを見届けると・・、
宴会はいよいよクライマックスとなる・・・。
皆が一年間、この日を待っているの…」

省略・・ここ
9 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(464)
鶴岡次郎
2016/05/25 (水) 14:02
No.2860
「総会を取り仕切った支部が、Uさんの居ない私を憐れんで、セックスの相手役として一人の男を私
に張り付けてくれたのよ・・。
もう・・、気が付いていると思うけれど、その男が佐王子さんだった・・」

「・・・・」
省略・・ここ
10 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(465)
鶴岡次郎
2016/05/26 (木) 14:41
No.2861

「由美子さんが嘘を言っているとは思えないけれど…、
彼との交わりがそんな形で由美子さんの記憶に残っているとすれば、
それではあまりに佐王子さんがかわいそう…。
いいですか・・、
省略・・ここ
11 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(466)
鶴岡次郎
2016/05/27 (金) 17:09
No.2862

「ネェ・・・、由美子さん・・、
彼を受け入れた直後はともかく・・、
しばらく入れていると、彼の真価が判ったでしょう・・
彼のモノ・・、凄いとおもいませんでした・・・」
省略・・ここ
12 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(467)
鶴岡次郎
2016/05/30 (月) 13:13
No.2863

ここで千春の口がようやく止まりました。佐王子の凄さを説明する言葉はあらかた出し尽くした様子
です。ほっとした由美子がこの話題の締めくくりにかかるつもりのようです。この機会を逸するとま
た佐王子賛歌を千春が歌いだす可能性が高いのです。体を乗り出すようにして千春に語りかけました。

省略・・ここ
13 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(468)
鶴岡次郎
2016/05/31 (火) 10:56
No.2864

先ほどから由美子の様子を愛がじっと観察しています。ここまで、あれほど頑固に佐王子の凄さを認
めなかった由美子がここへきてあっさり自身の非を認めて千春に謝っているのです。興奮のあまり少
し猥雑になってきた千春との会話を早く収束させたいとの単純な思いの他に、由美子自身にもこの話
題をこれ以上は避けたい思惑が愛には感じ取れたのです。できることなら佐王子と過去に関係を
省略・・ここ
14 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(469)
鶴岡次郎
2016/06/01 (水) 14:46
No.2865
ここで読者の皆様には、由美子が千春と愛には話せなかった総会当日の由美子と佐王子の動きをもう
少し詳しく報告させていただきます。くれぐれも、千春と愛には漏らさないでほしいのです。時期が
来ればきっと由美子から彼女たちに説明すると思いますので…。


省略・・ここ
15 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(470)
鶴岡次郎
2016/06/06 (月) 10:48
No.2866

絡まり合う二人をスポットライトが浮かび上がらせています。自分たちの営みを中断して、由美子と
佐王子の絡みに見とれているカップルもいます。二人のすぐ傍に三人の男の影があります。どうやら
離れた席にいた三人の組長が忍び寄ってきているようです。絡まり合う二人の接点を覗き込むように
しています。愛液のしぶきを浴びるほど間近に寄り、由美子たちの激しい交わりをじっと見ているの
省略・・ここ
16 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(471)
鶴岡次郎
2016/06/09 (木) 11:29
No.2867
男三人は全裸で、40歳から50歳代、頭髪の薄い者もいますが、働き盛りの体は筋肉労働で鍛え抜
かれ、贅肉は一切ありません。股間のモノはそれぞれ異なる形ですが、いずれもくっきりとした亀頭
を持ち、歴戦を経て、黒光りしている業物です。この雄姿を見るだけで濡れ始める女性が多いと思え
るイチモツです。どうやら、別の場所での激しい戦を済ませているようで、白い愛液がまとわりつ
き、すでに乾き始めているのです。
省略・・ここ
17 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(472)
鶴岡次郎
2016/06/11 (土) 17:18
No.2868
「ああ・・・、そんなに焦らないで・・・、ああ・・。
直ぐに入れていただくから・・・、
ああ・・、ダメ・・・・
大きい・・・、ダメ…、ああ…」

省略・・ここ
18 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(473)
鶴岡次郎
2016/06/13 (月) 13:11
No.2869

「忘れないでください…、
今夜から明日一杯・・、姐さんは俺一人のものです・・」

「そうよ・・・、私はあなた一人のものよ・…、
省略・・ここ
19 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(474)
鶴岡次郎
2016/06/14 (火) 14:56
No.2870

「姐さんを抱けるのを楽しみにしていたのですが・・・、
いざその時になったら体の自由が利かなくなっていました・・・」

妻の達子と一緒にやったセックスショウで鳥越は精も根も尽きてしまって、動けなくなっていたの
省略・・ここ
20 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(475)
鶴岡次郎
2016/06/20 (月) 15:27
No.2871

佐王子は10時ごろ旅館に戻ってきました。由美子が出発する予定の午後三時まで、誰憚ることな
く、二人は絡み会うことが出来るのです。二人の嬌声は部屋の外からも聞こえたはずです。昼食を部
屋に運んできた若い女中が、風呂場から聞こえる由美子の嬌声に頬を染めて、それでもこっそり二人
を覗き込んで、股間に手を伸ばし、大きなため息をついていました。
省略・・ここ
21 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(476)
鶴岡次郎
2016/06/22 (水) 15:35
No.2872

愛がお茶を入れながら由美子と千春に声をかけました。

「ネ・・・、
先ほどからお二人の華やかなお話を聞いていて・・、
省略・・ここ
22 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(477)
鶴岡次郎
2016/06/25 (土) 16:46
No.2875

かなり難しい話を披露している愛ですが、何かを企んでいる時の癖で彼女の目元が少し緩んでいま
す。どうやら、愛の狙いは「セックスと女の幸せ」を語りつくすことではないようです。その話題を
展開しながら、二人の女・・、すさまじいともいえる情欲を持った千春と由美子に・・、何かを伝え
たいと思っている様子です。
省略・・ここ
23 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(478)
鶴岡次郎
2016/06/27 (月) 12:05
No.2876

「超が付くほど、スケベなお二人の話を聞いていて、
私・・、改めて、気が付いたことがある…・・
いえ・・、気が付いたというのは嘘・・、
お二人の生き方に教えられたと言った方が正しい・・・
省略・・ここ
24 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(479)
鶴岡次郎
2016/06/30 (木) 15:27
No.2877

「女として生まれたからには・・、
男にとことん惚れぬき・・、
抱かれたら・・、その場がかなり異常な状況でも・・・、
セックスの中に溶け込み、身も心もとろける気分になりたい…。
省略・・ここ
25 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(480)
鶴岡次郎
2016/07/06 (水) 14:07
No.2878

「ソープの初出勤日が明日に迫った前日の夜・・・、
主人が私を抱きしめて言ってくれました・・・。

『ソープに勤めることは千春が選んだ道なんだよ・・、
省略・・ここ
26 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(481)
鶴岡次郎
2016/07/11 (月) 12:11
No.2879

思いやりにあふれた愛の忠告に千春ばかりか由美子もいい気分になっています。その場にゆったりと
した楽しいムードが漂っています。この良いムードに乗って、由美子は気になっている問題をこの
際、片付ける気持ちになりました。

省略・・ここ
27 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(482)
鶴岡次郎
2016/07/18 (月) 16:25
No.2880

「ゴメンナサイ・・・、
調子に乗って変なことを口走って…・」

「判っている・・、
省略・・ここ
28 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(483)
鶴岡次郎
2016/07/20 (水) 11:20
No.2881

「それ・・、当たっているかも・・・、
経験が少ない分、妄想が凄いから、この人・・」

笑いながら由美子が千春の言葉に同調しています。
省略・・ここ
29 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(484)
鶴岡次郎
2016/07/21 (木) 14:58
No.2882

「ああ・・・、暗い話になったわね・・・、
前の職場で見聞きした嫌な記憶が忘れきれないのよ…
ゴメンナサイね・・・、」

省略・・ここ
30 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(485)
鶴岡次郎
2016/07/24 (日) 14:05
No.2883

「それにしても、濡れる、濡れないの話は、
どうやらお二人には無縁の心配だったね・・・、
むしろ濡れ過ぎが心配かもしれないね・・、フフ…・」

省略・・ここ
31 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(486)
鶴岡次郎
2016/07/26 (火) 13:48
No.2884

「公園を通りかかった時、
イケメン中年が寂しそうにしていたから、
由美子さんが声をかけたところまでよ…」

省略・・ここ
32 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(487)
鶴岡次郎
2016/07/27 (水) 16:07
No.2885

「佐原さんから教えられたのでもなく・・、
マンション内をキョロキョロ覗きまわったわけでもない・・、
今の今まで、佐原さんと千春さんを結び付ける証拠は何も掴んでいなかった、

省略・・ここ
33 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(488)
鶴岡次郎
2016/08/01 (月) 16:04
No.2886

「千春さんの話を聞いた時・・・、
はっと、ひらめきが走った…・、
すさまじい精気を発散させていたあの男の正体は・・・。
もしかしたら、佐王子さんでは・・と思った・・
省略・・ここ
34 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(489)
鶴岡次郎
2016/08/03 (水) 14:55
No.2887

「それにしても驚きました・・・・、
愛さんも、由美子さんも、お隣の佐原さんとお知り合いなんて・・・、
本当に奇遇ですね…」

省略・・ここ
35 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(490)
鶴岡次郎
2016/08/12 (金) 15:27
No.2888

「なあ・・んだ・・、そこまでご存じなのですか・・・、
なら・・・、何も隠すことはありません・・。
幸恵さんの失踪を手伝い、ソープ勤めを勧めたのは私と佐王子さんです・・。
そして・・、幸恵さんの後を追うようにして私もお店勤めを始めました・・」
省略・・ここ
36 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(491)
鶴岡次郎
2016/08/23 (火) 15:27
No.2889

「当時、幸恵さんはパソコン教室に通い始めた頃で、まだ彼女専用のパソコンを持っていなかった
時、夫の留守中、彼のパソコンに単純に興味を持ち、教室で教えられた通り操作して、パソコンの中
にあるファイルを偶然開くことに成功したのです。まさか妻がパソコンを操作できると佐原さんは
思っていませんからパスワードさえ設定していなかったのです・・・」
省略・・ここ
37 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(492)
鶴岡次郎
2016/08/25 (木) 12:09
No.2890
一方、由美子は冷静で、微笑みを浮かべて千春の説明を受け入れているのです。そんな由美子を不審
そうに千春が見ています。

「由美子さん・・、あなたにとっては・・・、
幸恵さんの発想と行動は意外なものではないようですね・・、
省略・・ここ
38 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(493)
鶴岡次郎
2016/09/05 (月) 14:44
No.2891

しばらく静寂が続きました。女たちはそれぞれ自身の心の中を覗き込み、いろいろ考えている様子を
見せています。やがて・・、由美子がゆっくりと口を開きました。

「夫婦の仲は、何が正解で、何が間違っているか、
省略・・ここ
39 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(494)
鶴岡次郎
2016/09/08 (木) 16:27
No.2892
「結論から言えば、佐王子さんは何の役にも立ちませんでした。
事前に事情を詳しく説明し、その業界の恐ろしさを誇張して教え、
なんとか幸恵さんの決心を変えさせてほしいとお願いしていたのですよ…。
それだのに・・・・」

省略・・ここ
40 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(495)
鶴岡次郎
2016/09/09 (金) 13:57
No.2893
「私・・・、思うんだけど…、
さすがの佐王子さんでも、その時は確信まで持てなかったと思う・・・
迷いながら、幸恵さんの気持ちを優先させたのだと思う…・
けなげな幸恵さんの気持ちを大切にしたいと彼は思ったのよ…」

省略・・ここ
41 新しい章へ移ります
鶴岡次郎
2016/09/19 (月) 14:29
No.2894
新しいスレを立てます。 ジロー
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