フォレストサイドハウスの住人達(その14)
1 スレッドオーナー
鶴岡次郎
2016/05/10 (火) 15:31
No.2851
浦上千春はその日、夫、浦上三郎と長男の三人で泉の公園内を散歩していました。偶然、トラックの
荷下しをしている山口と遭遇しました。山口とは何度か5Pなど乱れた遊びをした仲なのです。夫に
事情を説明し千春は山口と二人きりになりました。自然の流れで公園内に停めた山口のトラックの中
で、千春は山口と昼下がりの情事を展開することになりました。その光景を通りがかった由美子に見
られたのです。

恥ずかしい光景を見られて、千春と山口は大いに慌てましたが、由美子の反応は若い二人の予想を超
えてかなり好意的なものでした。二人の情事が秘められた浮気行為だと気づいていながら、若い二人
の熱い情事を由美子はむしろ祝福する姿勢を見せていたのです。そんな由美子を見て、千春は由美子
の中に彼女自身の中にも存在する女の業に似たものを嗅ぎ取っていたのです。

あの日恥ずかしい光景を見られた婦人のことが千春の頭から離れなくなっていました。由美子に会い
たい・・、その気持ちが千春の中で日に日に強くなっていました。山口と情事に耽った公園で待ち伏
せを続けること一週間、ついに千春は由美子と再会できたのです。由美子に案内されるまま千春は彼
女の親友、三津崎愛の経営する公園側にある売店へ行きました。その売店の中で女三人、大いにガー
ルズトークを楽しむことになったのです。

話を進めるうちに、目下、千春の情人であり、その上人生の大恩人である佐王子保と由美子の間に深
い関係が存在することに千春は気が付くのです。尊敬する人生の先輩由美子と、これまた大恩人であ
り恋人である佐王子の色恋模様に千春は無関心を装うことはできません。タブーだと知りながら、二
人の馴れ初めからその後のことが聞きたいと千春は由美子に懇請するのです。果たしてどんな話が由
美子の口から出るのでしょうか・・。

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その11)』
の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきます。
卑猥な言葉を文脈上やむを得ず使用することになりますが、伏字等で不快な思いをさせないよう注意
しますが、気を悪くされることもあると存じます。そうした時は読み流してご容赦ください。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余脱
字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにしま
す。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した当該記事を読み直していただけると幸いです。

・〈(1)2014.5.8〉 文末にこの記事があれば、この日、この記事に1回目の手を加えたことを示
  します。
・〈記事番号1779に修正を加えました。(2)2014.5.8〉 文頭にこの記事があれば、記事番号1779
 に二回目の修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。ご面倒でも当該記事を読み直し
 ていただければ幸いです。