フォレストサイドハウスの住人達(その14)
17 フォレストサイドハウスの住人達(その14)(472)
鶴岡次郎
2016/06/11 (土) 17:18
No.2868
「ああ・・・、そんなに焦らないで・・・、ああ・・。
直ぐに入れていただくから・・・、
ああ・・、ダメ・・・・
大きい・・・、ダメ…、ああ…」

床に降ろされた由美子に三人の男が群がっています。一人は唇を吸い、一人は小ぶりな乳房を占拠し
ています。腹の出た背の低いオヤジが、彼の体には不似合いなほど大きな男根を手で握り、無理やり
由美子のアナルに差し込もうとしています。あまりに大きすぎてすぐには挿入できそうもありませ
ん。

「服部さん・・ダメ・・、
そこは未だ十分になっていない・・・、ああ・・、
そんな大きなモノ、無理・・、

ああ・・、入った・・ァ…、
そうよ、そこは・・、今日、初めて・・
ああ・・、おおきい・・・イイ…・

ああ・・、ダメ・・、二人一緒に動かないで・・・、
キャ・・・、ダメ・・・・ェ・・・」

一人がアナルへ、そして一人が膣へ、二人の男を相手にしているのでしょう、由美子の甘えた嬌声が
佐王子の耳に届いていました。

その日、宴会場で由美子はほぼ全員と交わりました。同時に三人を相手にすることもありました。全
員が由美子の中に精を吐き出した模様です。彼らはいずれも定期的に交わっている相手です、全員が
由美子の体の隅々まで知っていて、由美子の信望者なのです。そして、今まで到達したことがない世
界へ、今日こそ由美子を連れて行くと意気込んでいる性豪ぞろいなのです。

この日、男を食べまくったのは由美子だけではありません、組長夫人たちも頑張りました。10人近
い男を食べた夫人も数人いたはずです。舞台に出た博多支部の達子も頑張って5人を超える男を食べ
ました。夫である庄次は舞台のショウで異常に興奮して、達子の中で昇天して、その後立ち直ること
が出来ませんでした。起き上がれない夫をその場に捨てて、達子は全裸で宴席を回り、幹事支部の組
長夫人として接待に精を出したのです。最後には力尽き、夫の下へ這うようにして帰り着き、その場
で力尽き、夫の傍に裸体を投げ出して眠りに落ちました。

男と女が乱れ狂う宴席も終わりに近づき、由美子がようやく佐王子の側に戻ってきました。腰ひも一
本で体につながっている浴衣を引きずりながら、強い精液の匂いをさせて、興奮した顔、むき出しの
胸、そして洪水の後のように乱れた股間、全身を男の液でぬらぬらに光らせた由美子が佐王子を見て
微笑んでいるのです。目はキラキラと輝き、疲れている様子は見せていません。佐王子はそんな由美
子を美しいと思いました。

部屋に戻り、一緒に風呂に入り、佐王子は隅々まで、指を使って丹念に由美子の身体を清めていまし
た。洗っても、流し出しても、とめどなく男たちの精液があふれ出てくるのです。由美子は黙って佐
王子に身体を預けています。女の身体を洗いながら、こんなに妬ましい感情を抱いたのは何年ぶりだ
ろうと、佐王子は自身の心の内を覗き込んでいたのです。

「何人としたのですか・・・」

「判らない・・・、二人、三人一緒だったこともあったから・・、
10人ほどだと思うけれど、それ以上かもしれない・・」

「ほぼ全員と絡んでいましたよ・・・・・・、
楽しそうでした・・・・
30人は下らないと思いますよ…」

「ああ・・・、見ていたの…、
だって・・、次から次に抱きつかれて、断り切れなくて…」

「・・・・・・」

「ネェ・・、ゴメンナサイ・・・、
以前から親しくしている人達だから、
求められると・・、断りきれないの・・」

「それにしても・・、やりすぎだと思います…」

「スミマセン…、悪い女です…、
もう・・・、しませんから・・・」

初心な夫が浮気性の妻を責めるように佐王子は由美子をなじっています。そんな浮ついた会話を由
美子となら佐王子は楽しめるのです。一方、男の小言が由美子には官能を揺さぶる音楽になっている
ようです。経験豊富な二人の性豪が初心な男女を演じて、心からそのやり取りを楽しんでいるのです。