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フォレストサイドハウスの住人たち(その8)
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1 スレッドオーナー
鶴岡次郎
2014/06/23 (月) 16:43
No.2549
浦上と千春の新婚生活がスタートしました。新しい章でも二人の生活をもう少し追ってみます。や
がて、運命の糸に操られるようにして、フォレストサイドハウスの中で展開するストリーの中心に千
春は押し出されることになります。相変わらず普通の市民が織りなす物語を語り続けます。ご支援く
ださい。

省略・・ここ
2 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(190)
鶴岡次郎
2014/06/23 (月) 17:21
No.2550

新 居

二人の新生活は浦上が暮らしていた2DKの賃貸アパートでスタートとしました。結婚後一年で長
男を妊娠、これを契機に千春は店を辞め専業主婦となりました。子供が生まれたら、出来るだけ早
省略・・ここ
3 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(191)
鶴岡次郎
2014/06/24 (火) 13:39
No.2551
結婚当初ならいざ知らず、一年、二年過ぎると惚れて結婚した女でも、それほど新鮮に感じなくな
り、お義理で抱くことが多くなるのが一般的ですが、千春と浦上の場合は違いました。浦上が腰を
強く使えばそれだけ、強く舌を使えばその強さに呼応して、打てば響くように千春は激しく悶え、
目を見張るほどの逝き様を見せるのです。結婚5年を過ぎた今でも、千春を抱くたびに、浦上は新
しい感動を与えられていました。
省略・・ここ
4 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(192)
鶴岡次郎
2014/06/27 (金) 14:35
No.2552

男根から広がる、この世の物とは思えない快感に、意識を奪われながら、浦上は必死で現状を分析
していました。

〈ムウ・・、この蠢きは何だ…、
省略・・ここ
5 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(193)
鶴岡次郎
2014/06/30 (月) 11:07
No.2553

その日、二人は明け方まで絡み合いました。これほど長く、激しく絡み合ったのは最近では珍しい
ことでした。絡み合いの主導権は常に千春にありました。浦上が千春の中で逝っても、彼のモノを
外さず、巧みに刺激して蘇らせるのです。二度、三度彼女の中で逝き、蘇る工程を繰り返すうちに、
浦上にも耐性ができ、簡単には精を出さなくなったのです。そうなると二人の絡み合いは正に死闘
省略・・ここ
6 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(194)
鶴岡次郎
2014/07/02 (水) 15:51
No.2554
それから二時間余り、二人は獣の様に激しく絡み合いました。昨夜も浦上は気が付いていたので
すが、その時の声が以前に比べて一段と高く、切羽詰まったものになっているのです。そして、明
るい朝日の中で見ると、体の動きも以前より明らかに奔放になり、積極的になっているのです。

放出し終わり、ぐったりした男根と同じように、浦上はピクリとも動けなくなって、長々と裸体を
省略・・ここ
7 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(195)
鶴岡次郎
2014/07/03 (木) 11:39
No.2555

浦上と会話をしながら千春は驚きを抑えきれませんでした。

〈私が変わったと三郎さんは言うけれど、
今日の三郎さんこそ、これまでとは全く違っている…。
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8 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(196)
鶴岡次郎
2014/07/08 (火) 13:53
No.2556
ぎりぎりまで追い込まれた浦上の緊張した表情に比べ、千春は笑みさえ浮かべ余裕の表情です。浦
上をどう料理して、攻略するか、作戦を練っているように見えるのです。浦上の問いかけに千春は
一呼吸おいて答えました。 

「ハイ・・・・
省略・・ここ
9 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(197)
鶴岡次郎
2014/07/10 (木) 10:29
No.2557

千春の表情から余裕が消えました。燃えるような瞳で男を見ているのです。ようやく男も千春の変
化に気が付いたようで、驚きと多少の怯えが入り混じった複雑な表情を浮かべ千春を見ています。

「ああ・・、私…、
省略・・ここ
10 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(198)
鶴岡次郎
2014/07/11 (金) 15:02
No.2558

カーテンで朝日を遮られた寝室内は薄暗く、明るい日差しに慣れた浦上には何も見えませんでした。
ただ、千春の密かなうめき声と、良く知っている熟れた女臭が男の嗅覚を刺激していました。

千春は全裸の体をベッドに投げ出し、両脚をいっぱい開いて、両手を股間に添えて、その手を激し
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11 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(199)
鶴岡次郎
2014/07/14 (月) 15:59
No.2559

浦上は黙ってデルドーを包んでいるハンドタオルを開きました。強い女臭が周りに発散されていま
す。黒いプラスチック製で、かなりの大物で、ほぼ浦上のモノと同じサイズです。顔を伏せ、恥ず
かしそうにしていますが、覚悟を決めているのでしょう、浦上がデルドーを手にしても、その手を
止めようとしないのです。
省略・・ここ
12 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(200)
鶴岡次郎
2014/07/15 (火) 11:02
No.2560

女はこのまま抱かれるつもりで、目を閉じ、男を抱きしめています。一方、男は勃起が戻ってくる
まで、できるだけ時間を稼ぎたいのです。女の肩を持ち、ゆっくりと女の体を離しました。女も素
直に離れています。

省略・・ここ
13 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(201)
鶴岡次郎
2014/07/18 (金) 15:16
No.2561

「さあ…、おいで・・・・」

「ああ・・・、あなた・・・」

省略・・ここ
14 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(202)
鶴岡次郎
2014/07/19 (土) 15:17
No.2562

そして、一週間が経ちました。指定されたレストランはFSハウスから徒歩で10分ほどのところ
にありました。泉の森公園に面して、ホテルや、ビジネスビル、そしてマンションなどの高層ビル
が建ち並んでいるのですが、そのレストランはそうした高層ビルの一つで、一階に大手都市銀行の
支店があるビジネスビルの地下2階にあるイタリアンレストランでした。
省略・・ここ
15 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(203)
鶴岡次郎
2014/07/22 (火) 14:38
No.2563
真剣な面持ちの浦上を見て、佐王子が少し笑みを浮かべています。そして、おもむろに口を開きま
した。

「ついにその時が来ましたか…、
正直申し上げて、もっと早くやってくると私は予想していました。
省略・・ここ
16 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(204)
鶴岡次郎
2014/07/29 (火) 12:20
No.2564

視線を床に落とし何事か考えに耽っていた浦上が、覚悟を固めた様子をその表情に見せて顔を上げ
ました。

「佐王子さん・・、千春のことをよくご存じですし、彼女のことを今でも、大切に思っていただい
省略・・ここ
17 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(205)
鶴岡次郎
2014/08/04 (月) 14:11
No.2566

夫が頭を下げて妻を抱いてくれと頼んでいるのです。そして佐王子が今でも千春を愛しているのは
彼の態度を見れば判るのです。千春にしても佐王子に抱かれるのであればそれほど大きな抵抗を感
じないであろうと浦上は考えているのです。

省略・・ここ
18 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(206)
鶴岡次郎
2014/08/06 (水) 14:06
No.2567

方針が決まれば実行は早い方がいいと、浦上が提案して、二人はそのレストランを出て、歩いて10
分ほどの距離にあるFSマンションへ向かいました。自宅で待っている千春には佐王子を連れて行
くことを浦上は連絡しませんでした。

省略・・ここ
19 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(207)
鶴岡次郎
2014/08/11 (月) 16:21
No.2568
20畳ほどの居間に革張りのソファーがあり、大型テレビもここでは小さく見えます。ソファーに
腰を下ろし佐王子はゆっくりと部屋の中を見渡しました。床に敷き詰めた絨毯の上にいくつかの幼
児用玩具が転がっているのが愛嬌です。

千春と別れて以来、佐王子は彼女のことを一日だって忘れたことがありません。浦上家の周りにア
省略・・ここ
20 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(208)
鶴岡次郎
2014/08/16 (土) 18:01
No.2569
体がほとんど触れるほど近づいて、男の側に千春が座りました。懐かしい女の体臭が男の鼻孔を刺
激しています。それだけで、男は高揚した気分になっています。

「そうだな…
明日の仕事は午後からだし、
省略・・ここ
21 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(209)
鶴岡次郎
2014/08/21 (木) 13:43
No.2570

「概略を電話で聞いたのだが、とても込み入った話なので、
その場で結論を出せなくて、日を改めて面談することにした・・。
それが今日だった・・・、
この近くのレストランで話し合いをした・・・」
省略・・ここ
22 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(210)
鶴岡次郎
2014/08/22 (金) 17:50
No.2571

佐王子の質問には答えないで、ゆっくりと千春が立ち上がりました。そして、少し後ずさりして、
テーブルから少し離れたところに立ち、彼女の全身を佐王子に見せつけています。その表情から彼
女の意図は知ることはできません、茫洋として、視線は宙を漂っているのです。佐王子は黙って千
春を見つめていました。
省略・・ここ
23 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(211)
鶴岡次郎
2014/08/23 (土) 11:45
No.2572

夫公認で抱かれることになり、いわばその愛人契約条件を真剣な表情で話す全裸の千春に佐王子は
見惚れていたのです。裸の女が男を誘う手管には慣れきっている佐王子ですが、裸であることを忘
れたように真剣に話しかける千春にはそれまで経験したことが無い不思議な魅力があったのです。
千春の言葉で我に返り、少し慌てて返事をしています。
省略・・ここ
24 新しいスレへ移ります
鶴岡次郎
2014/08/23 (土) 12:07
No.2573
話の区切りが来ましたので、新しい章を立てます。ジロー
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