フォレストサイドハウスの住人たち(その8)
10 フォレストサイドハウスの住人たち(その8)(198)
鶴岡次郎
2014/07/11 (金) 15:02
No.2558

カーテンで朝日を遮られた寝室内は薄暗く、明るい日差しに慣れた浦上には何も見えませんでした。
ただ、千春の密かなうめき声と、良く知っている熟れた女臭が男の嗅覚を刺激していました。

千春は全裸の体をベッドに投げ出し、両脚をいっぱい開いて、両手を股間に添えて、その手を激し
く動かしながら、うめき声をあげていました。最初は指を使っているのだと男は思いました。しか
し、目を凝らしてよく見ると、股間に黒々とした超特大のデルドーが差し込まれていたのです。浦
上の知らない道具です。千春の手が、そのグロテスクな物体を前後に動かしているのです。その付
近は既にべっとりと濡れ、湿った破裂音を発しているのです。

床に投げ捨てられていたワンピースと、白いショーツを拾い上げ、浦上は静かに千春に近づきまし
た。

「ああ・・、三郎さん・・・・、
ゴメンナサイ…、
こんな・・、こんな・・、恥ずかしい姿をお見せして・・・、

ああ・・、良い・・、もっと・・、もっと…、
ああ・・・・、良い・・・・・・ィ・・・

三郎さん…、見て、見て・・・
私はこんな女なの・・・・、
あなたに十分抱かれていながら、それでも足りなくて、
こんなことをしているの…、
ああ…、許してください・・・・、ああ・・・・」

両脚をいっぱいに開いて、足の裏を天井に向けて突き出し、千春は激しく両手でデルドーを動かし
ています。前後に、そして回転を加えながら激しく動かしています。男性であれば膣が傷つくのを
恐れてそこまで激しく摩擦できないのですが、千春は子宮が押し出されるような勢いで動かしてい
るのです。激しく水しぶきが迸り出てシーツに水たまりを作るほどになっているのです。

両脚を天所に突き上げ、悲鳴を上げ、痙攣しながら悶絶しました。デルドーの周りから激しい破裂
音とともに、愛液が噴出し、その一部は浦上にも降りかかっていました。


デルドーで逝った千春が覚醒したのはそれから5分後でした。恥ずかしそうに股間からデルドーを
抜き、それを側にあったハンドタオルで包み込みました。

「それ・・、
初めて見るものだけど・・、
以前から持っていたの・・・」

「ハイ・・・
結婚する前、友達に勧められて買い求めていた…。
それでも、結婚前も、結婚後も一度も使ったことが無かった。
使い始めたのは、一週間前、あなたが出張に行った後です・・・」

「・・・・・・・・」

覚悟を決めているようで千春は素直に答えています。浦上の出張で、閨寂しくなった千春は、それ
まで一度も手にしたことが無かったデルドーを取り出し、使いだしていたのです。