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フォレストサイドハウスの住人達(その20)

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2017/09/25 (月) 15:33 ID:/K5M318Y No.3050
フォレストサイドハウスの住人である坂上咲江は、結婚以来、いわゆる「女の喜び」知らずに過ごし
てきました。結婚後、十数年経った時、短大の同窓会に出席した帰り道、偶然が重なり、銀座で小規
模な備品販売・不動産会社を経営する50男の遊び人、村上総一郎と遭遇したのです。

元竿師である村上の手管に咲江が溺れるのは簡単でした。不倫、裏切り行為に悩みながら、それでも
肉の誘惑に堪えきれなくて、咲江は一年近く村上の下に通い詰めたのです。その頃には、咲江の心は
ズタズタになり、夫を捨て村上の下へ走るか、彼女自身をこの世から消すか、二つに一つの道しか考
えられないところまで追い詰められていたのです。

咲江の親友である浦上千春が立ち上がりました。経験豊富な鶴岡由美子、公園で売店を経営する美津
崎愛が千春のサポートに回ったのです。ソープに勤める千春は咲江の夫、坂上夏樹に接近し、女体の
扱いから、高度な性技まで教え込みました。この方面でも豊かな才能を持っていた夏樹は、短時間に
恐ろしいほどの性豪に成長したのです。

性豪の夫を持つことになった咲江は、夜の疲れで昼間、正気を失うことがしばしば起きるほど性生活
を満喫することになるのです。
これで、咲江は村上と切れるはずだ・・、そうなるはずだと・・・、千春も、そして由美子も愛も、
そう思ったのです。予想に反して、咲江は村上との仲を、なかなか清算しようとしないのです。男と
女、二人の間に新たな感情が芽生え、二人は、どうやら、「永遠の契り」さえ結びそうな状況に
なったのです。

千春はギブアップしました。強い絆を作り上げた咲江と村上の仲を裂くには、由美子の力を借りる以
外、他に手がないところまで追い込まれたのです。そして、由美子演出・主演の舞台が幕を開いたの
です。ここまでが、前章までのあらすじです。多少話が前後するのをお許しいただいて、この章で
は、幕開きまでの経緯に少し触れ、その後、幕が締まった後の経過を追うことにします。

相変わらず身近な市民の平凡なストリーです、ご支援ください。

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その11)』
の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきます。
卑猥な言葉を文脈上やむを得ず使用することになりますが、伏字等で不快な思いをさせないよう注意
しますが、気を悪くされることもあると存じます。そうした時は読み流してご容赦ください。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余脱
字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにしま
す。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した当該記事を読み直していただけると幸いです。

・〈(1)2014.5.8〉 文末にこの記事があれば、この日、この記事に1回目の手を加えたことを示
します。
・〈記事番号1779に修正を加えました。(2)2014.5.8〉 文頭にこの記事があれば、記事番号1779
 に二回目の修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。ご面倒でも当該記事を読み直し
ていただければ幸いです。


[31] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(656)  鶴岡次郎 :2017/12/27 (水) 14:26 ID:tM5s0/C. No.3083
「彼らの嗅覚は予想外に鋭くて・・、
かなり離れたところで私の匂いをかぎ取った様子だった。
匂いの主を確かめようと、遠慮のない視線を浴びせてきた・・。
危ないかな‥と、思ったけれど・・、
彼らの表情がとっても優しかったから・・、
わたしから声をかけたの…、
トイレはどこですかと・・」

「やるね・・・
‥で、その後はどうしたの‥‥?」

「トイレは後回しにして…、
彼らの席に、強引に座り込んでしまった…、
不思議な顔をしていたけれど、嫌っている様子はなかった‥」


「そうだろうね・・」

「不思議なことに・・・、
この時間、他のお客があの場所に来る気配がなかったでしょう・・、
話しているうちにだんだん大胆になって・・、
少しくらい騒いでも問題ないと思った…」

「そうね・・、
今の時間、この店に来るのは私たちくらいだものね‥・・・」

「彼らの中に、素敵なおじ様がいたの・・、
私が、お股を見せたがっているのをいち早く察知して、
若い二人の男性を上手くリードしてくれた・・」

「若い男だとどうしても乱暴になるからね、
複数の男を相手にする場合、
年配の男が居ると、その場が落ち着くのよ…」

どうやら複数の男たちを相手に遊んだ経験があるらしい千春がうなずきながら、際どいコメントをし
ています。

「最初はブラウスに鼻を近づけて、肌の匂いを遠慮がちに嗅いでいたけれど・・、
私が我慢できなくなって、ブラウスの胸を開けた・・・、
多分・・、乳首まで見えたと思う…。
そして、ショーツが見えるほど脚を一杯開いていた…」

「あら、あら・・、
そんな姿を見れば、男はたまらないね‥」

「うん・・・
三人が、一気に群がってきて・・、
すごい勢いで鼻と口を、体中に押し付けてきた。
肌に男たちの舌を直に感じると、
もう・・、ダメ…、
私・・、もっとサービスしたくなって…、
ブラウスを脱ぎ捨て…、ショーツを自分から脱いでいた…
裸同然の姿になっていた…」

「あら、あら…」

「年配の男性がリードして、遊びのルールを決めた。
一人が私の体を舐めまわし、
その間、二人が見張りに立つことになった、
三人が交代で私を責めるのよ・・、
数分の間だったけれど、
足指の先から、アソコの中まで・・
三人の舌で、満遍なく、丁寧に舐めてくれた・・」

「全身を舐めていただいたの・・?
それも・・、三人の殿御に…、
ああ・・、うらやましい・・、
私も、そこへ呼んでほしかったな‥」

本気で千春がうらやましがっています。


[32] いい年を迎えてください  鶴岡次郎 :2017/12/27 (水) 14:29 ID:tM5s0/C. No.3084
今年はここで筆を止めます。締まりのない文章に、ご支援いただいたことに感謝します。来年は
10日過ぎから開始する予定です。変わりませずご支援ください。         ジロー


[33] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(657)  鶴岡次郎 :2018/01/24 (水) 13:53 ID:OH602l3M No.3085

「三人に触られたのでしょう…、
おっぱいはもちろん・・、
ショーツの中まで手を入れられたのでしょう・・」

「そうだよ・・、
おっぱいを触られ、痛いほど吸われ・・、
アソコに指を指し込まれていた…、
そうなると、もっとしてほしくなるの・・、
もどかしくて・・、
ショーツは直ぐに自分で脱ぎ捨てていた…」

「咲江・・、濡れ放題ね…
ほしくて、欲しくて・・、
堪らなくなったでしょう…?」

「うん・・・、頭が真っ白になって…、
恥ずかしさも、人に見られる怖さも・・、
頭の中から消えていた…、
ただ・・、ほしくて、欲しくて、堪らなかった…」

「それで・・、
よく我慢できたね・・・、
わたしだったら、三本とも、即、いただいちゃう・・・」

「うん・・、私だって・・、
とっても・・、ほしかった‥、
椅子に座り、腰を思い切り押し出し、両脚を一杯に開いて
アソコに一人の男の舌を受け容れながら・・・、
夢中で手を伸ばし、
前に立っているもう一人の男の股間をズボンの上から触っていた・・」

「当然だね…」

「ズボンの下に居る男根の硬さを痛いほど感じた・・、
男根を握られた若い男も、私も、一気にその気になった・・
二人は唇をむさぼり合った・・、
股間では一人の男が必死で、舌を使っていた・・」

「いよいよだね…」

「でも・・、そこまでだった・・、
年配の方がね・・・、止めに入った…」

「エッ・・、
どうして・・・
そこまで行ったのに、なぜ止めるの…・」

「・・・・・・・・」

首をかしげる千春を咲江が笑みを浮かべて黙って見ています。それ以上の進展を止めた年配の男の行
為を千春は理解できないようです。

「そうだよね・・、
千春だってそう思うよね…」

「そうだよ・・、
すっかりその気になっている男と女の間に割って入ったんでしょう‥、
燃え上がった気分に水をかけたのでしょ・・、
そんな男なんか気にしないで、やるべきだよ…」

「ところがね・・・、
若い二人の男はおとなしく引き下がり・・、
年配の男に頭を下げていた・・。
冷静さを失ったことを年配の男に謝っているのよ‥」

「・・・・・・」

「ようやく私もそこで、目が覚めた…、
いたずらに燃え上がった、私自身をようやく抑えることが出来た」

「・・・・・・」

「その時のことを思うと、いまでも、鳥肌が立つほど恐ろしい…。
あの時、年配の男の制止がなかったら・・、
私は彼らを受け入れていたと思う・・、
あの場で、危険な遊びを始めていたと思う‥。
そんなことになっていれば・・、
考えるだけでも怖い…
思いとどまって・・、良かったと思っている・・・」

本当に怖そうに両手を頬に添え、咲江が肩をすくめています。あの時、セックスまで行為が発展して
いれば、咲江の罪悪感は今とは比較にならないほど大きくなるでしょうし、万が一、第三者にその様
子を見られることにでもなれば、立ち直れないほどの事件に発展していたかもしれないのです。


[34] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(658)  鶴岡次郎 :2018/01/30 (火) 10:37 ID:3RYoRqNY No.3086
「そうか・・・・、
それでよかったんだね…。
あそこで止まるのが、大人の判断なのね、
それにしても・・、
ダメだね・・、私は・・・」

セックスに向けて燃え盛る男と女のやる気を制止した年配の男の行為を非難していた先ほどの元気は
なくなり、千春が少し落ち込んだ様子を見せています。

「もし私だったら・・、
どんなに止められても、制止を振り切って・・、
男達を食べていたと思う…」

「うん・・、
千春でなくても・・、
私だってその気だった…」

「そうじゃない、あそこで止まるのと、
そのまま突っ走るのは大違いなのよ、
私は、咲江の話を聞いて、
今、ようやく事の重大さを理解し始めている・・。
私に比べて、咲江は偉いよ、
やる気になって、燃え盛っていながら、
忠告を聞いて、すべてを理解して踏みとどまったんだから・・・」

「そうかな・・・・・」

「そうだよ・・、良くそこで、止まったよ・・・、
女は一度燃え上がると、
その火を自分では消せない動物だから・・、
そこで踏みとどまったのは本当に偉い…」

「ありがとう・・、
そう言ってくれると嬉しい…
私・・、本当のこと言うとね・・、
酷く淫らなことをしたと・・、
正直・・・、落ち込んでいるのよ…」

勢いで淫らなことをしてしまって、事の次第を千春に話すべきかどうかさえも迷うほど、咲江は落ち
込んでいるのです。良く止まったと千春に褒められて、幾分か心が安らいでいる咲江なのです。

「そうだよ…、
わたしだったら、確実に最後まで行っている…」

「ふふ・・・、
そこらあたりが千春と私の差かな…」

「チョッと・・、
私を色狂いの女のように言わないで・・、
咲江だって、相当スケベーだよ・・、
あの時、凄い声を出していたよ・・、
私のところまで聞こえて来たもの…
これ以上悲鳴が酷くなったら、警察に連絡しようと思ったほどだよ、
でも・・、明らかに、よろこびの叫び声だったけどね・・、ふふ・・・」

「エッ‥そうなの、聞こえていたの…?
あれでも必死で声を抑えたのよ…、
正直言って、あんなに興奮したことは一度もない・・、
アソコを舐めている彼らの顔に一杯吹き出したのよ・・、
後で見たら、床や椅子が酷く濡れていて恥ずかしかった‥
あっ・・・、濡れていると言えば・・、
おかしいわね・・」

ここで、何かに気が付いたようで、咲江が口を止めています。


[35] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(659)  鶴岡次郎 :2018/02/03 (土) 13:31 ID:NNa6O7cc No.3087
「お手洗いから戻る時・・、
先ほど汚した床を拭いておこうと・・、
覗いて見たら…、
綺麗になっていた…、
彼らがやってくれたのかしら…」

「そういえば・・、
若い男性が床を拭いていたよ・・・、
良く出来た男達だね…」

「うん・・・、
いい人たちだね・・・、
また会いたいけれど・・、
会えば、別れられなくなるね・・・」

咲江が遠い目をしています。

「そうだよ・・・、
何事も、ほどほど・・、
それが良いのよ…・」

千春が笑い、咲江も笑っています。

「それにしても・・、
以前の咲江とはずいぶん違ってきたね・・、
喫茶店の中で男達に裸を見せる咲江なんて、想像もできなかった・・。
いつも悲しそうな表情を浮かべ、何かにじっと堪えている感じだった…・」

「千春のおかげよ・・、
主人が変わり・・、
私も変わった…
千春には・・、本当に感謝しているのよ…・」

咲江が軽く頭を下げています。千春の瞳に涙がにじみ出ています。

「セックスが咲江を変えたのだね・・・、
ご夫婦のセックスが充実して、
体調が安定すると、咲江の中にある悲観的な思考回路が切断された、
それで、何事も、咲江は前向きに考えるようになったんだね、
元々、咲江が持っていた性格が戻って来ただけだと思うけれどね…」

「うん・・、自分でも驚くほど前向きになれるの・・、
多少の危険があっても、一歩踏み出せるようになった…
歩きだしてから、考えるようになった…」

「ああ・・、それで・・、
あんなに大胆に裸を見せることが出来たのね‥
結果を考えないで、お股を男達に開いたのね・・、
前向きになり過ぎて、欲望の赴くまま動いた結果、
危うく、セックスするところだったけどね、ふふ・・・」

「嫌ね・・、千春が言うと、
私が凄くスケベーになったように聞こえる・・、
でも・・、千春の言う通りだよ・・、
気持ちの上で、以前より大胆になれるのは確かだよ・・、
それにね・・・、
正直言うと・・・、最近・・・、
男達を見ると・・、
欲しくなって・・、我慢できないの…」

ためらいながら、少し恥ずかしそうに咲江が告白しています。

「ああ・・、判る…、
男の姿を見たり、彼らの匂いを嗅ぐと・・、
自然と濡れだしてきて…、
彼らのチ〇ポを思い浮かべるのでしょう…」

笑いながら、千春がズバリと核心をついています。

「うん…、そうなの…、
欲しくて、欲しくて、堪らなくなるのよ…」

「判る、よく判るよ・・・、
女も、私たちの年代になると、
欲望が強くなるからね・・・」

しんみりとした口ぶりで、千春が同情を示しています。


[36] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(660)  鶴岡次郎 :2018/02/06 (火) 13:19 ID:uMYL2fjk No.3088
他の女のことはよく判らないけれど・・、
私の欲望が半端じゃないの…
異常に高ぶるの…、
多分・・、狂っていると思う…・・」

「・・・・・・」

顔を伏せて、恥ずかしそうにつぶやく咲江です。千春が笑みを浮かべて咲江をじっと見ています。
千春には咲江の悩みが手に取るようにわかるのです。

「主人が強くなって、
毎夜、主人に抱かれて・・、
以前に比べると・・、
これ以上は望めないと思えるほど充実しているのに・・・、
それでも足りないの・・、底なしだと思う…。
体がずっと疼いていて、ちょっと油断すると、滴るほど濡れる…、
昼間も…、治まる時がない・・・
これが女の性というなら、私・・、悲しい・・・、」

「つらいよね…、
私も同じ・・・、よく判る…、
私の場合は主人が理解して、ソープ勤めを選んでくれた…。
咲江も、そんなに、男が欲しいなら…、
ネエ・・、一緒にソープで働いてみる…?
ふふ・・・・・・」

「・・・・・・・・」

いたずらっぽい表情で千春が問いかけています。千春は冗談のつもりです。真剣に咲江をソープに誘
う気持ちは少しもないのです。咲江が千春の誘いを笑い飛ばすだろうと思っていたのに、意外と真剣
な表情で咲江が千春の顔を見つめています。

「冗談、冗談よ・・、
ごめんね、調子に乗り過ぎて・・、
冗談でも、咲江にソープ勤めを勧めるなんて・・・、
私・・、どうかしている…、
ごめんね、忘れてちょうだい…」

慌てた千春が急いで謝っています。

「ううん、いいの…、
正直に言えば・・、
何度もそのことを考えた…、
千春に頼んで、一緒に働きたいと、この瞬間でも思っている‥」

「ダメだよ・・・、そんな考え・・・、
体を売ることを、そんなに簡単に決めてはダメだよ・・・、
一度その道に入ったら、抜けられなくなるから、ダメ、ダメ…」

少し怒りを込めた表情で、千春が強く言っています。

「判った・・、もう言わない…、
でも、辛いことはつらいのよ・・、
千春のように自由に生きられたら楽だろうと思うのよ‥」

「・・・・・・・」

咲江の苦悩が判るだけに千春は慰めの言葉も出ないのです。それでも、咲江にソープ勤めはさせられ
ないと、千春は思っています。


[37] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(661)  鶴岡次郎 :2018/02/09 (金) 16:25 ID:5WGUdOGs No.3089
「風俗勤めは咲江には無理だよ・・、
私も協力するから、
別の発散手段を考えよう…、
昼間、家の人がいない時は、どうしているの・・・・?」

「我慢できなくて、おもちゃを使うことになる・・・、
子供たちが帰ってくるまで使っている…、
おもちゃで、気が遠くなるほど逝くのが日課になっている・・・
こんなことを続けていると・・、
私…、病気になり、狂い死にするんじゃないかと心配している…」

「そんなこと・・、心配し過ぎだよ…・・、
その程度のことで、狂い死にするはずがない・・・、
私だって…、そうだよ・・・
毎日、暇があれば、おもちゃを使っている…、
珍しいことではない…」

「そうなの…、
千春もそうなんだ…、
私だけではないのね…、
少し安心した‥。
でも・・、千春は特別だから…」

「悪かったわね・・、
特別にスケベーだから、参考にならないというの・・」

「そうだよ‥」

「もう・・、私のこと変態のように・・、
でも、私のこと特別だと思うのは、間違っているよ・・、
咲江は知らないだろうけれど…、
かなりの主婦が、昼間おもちゃを使っているよ‥。
だから、おもちゃがあんなに売れるのよ…」

「そういえば・・、
そうね…
少し安心したかな…」

「そうだよ・・、したい時にすればいいよ・・、
変に、そのことを気にすると、
それこそ、病気になるよ…」

「そうね…」

「おもちゃだけなの…、
悩みは・・・・?」

「ううん・・、肝心の話はこれからよ…
おもちゃでさんざん遊んだ後も、情欲は収まらない・・、
いえ…、かえって、不満がたまるのよ・・・」

「そうだろうね・・・、
欲望に油を注すようなものだからね、
デルドーは…、慰めにならないからね…
やれば、やるほど、空しくなる…・」

身に覚えがあるようで、しんみりと千春が答えています。


[38] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(38)  鶴岡次郎 :2018/02/15 (木) 16:43 ID:t5eylsH2 No.3090
「そうなのよ・・、
終わった後・・、
自分が惨めになって・・、
もう・・、やらないと思うけれど・・、
次の日、また・・、それを手にすることになる・・」

「結局、そうなんだね・・・、
女の体には生身のアレでないと…
チ〇ポで治めてもらうしか方法がないからね・・、
かといって、ご主人に毎日お願いすることは出来ないし‥」

「うん…、そうなのよ・・・、
子供もいるし・・、
食事の支度もしなくてはいけないし…
そのうえ、彼・・、家で仕事をするのよ…・・
それが・・、結構長い時間、書斎にこもるから‥‥」

「当然だよ・・、
ご主人だって・・、自分の時間は必要だよ・・、
アレばかり、やっているわけにはゆかないでしょう…
ご主人は十分頑張っているのでしょう、
良かったら、そのあたりのことを聞かせて…・
私がご夫婦の関係を審査してあげる…、
ご主人の行動は許せる範囲内か、あるいは咲江の望みが強すぎるのか、
そのあたりのことを、私、千春先生が審査するわ、ふふ・・・」

笑いながら千春が質問しています。深刻な話をできるだけ柔らかく受け止め、この場の雰囲気を和ま
せようとしているのです。

「主人が帰宅すると、
玄関で抱きつき、キッスを強請(ねだ)る…、
キッスは毎回十分に応えてくれる・・、
私・・、準備もできているし、玄関でアレを強請(ねだ)るの…、
少し前は毎回応じてくれたけれど・・、
最近は、全然やってくれない‥
10日に一回くらいかな…・・」

「贅沢言っちゃいけないよ・・、
10日に一度、玄関で入れてもらえば、上々だよ…
私なんか・・、最近は、玄関でキッスさえもない・・」

「彼が入浴する時、
脱衣場で彼のモノをしゃぶるの…、
彼の指で軽く逝くのが習慣になっている・・」

「お風呂場では挿入しないで、指だけなんだ…」

「だって・・、子供もいるし・・、
私は食事の支度があるでしょう・・、
いくら私でも…、そこは我慢するよ…」

「そうだね・・、
・・・で、その後は…」

「食事の後、彼は書斎に入る・・、
この時間、私は家事に専念する…、
彼が寝室へ来るのが、11時近くになる・・・」

「やっと・・、ベッドインタイムってわけね…」


[39] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(663)  鶴岡次郎 :2018/02/21 (水) 15:32 ID:vpEZmlSo No.3091
「そう…、3日に一度・・・、
大体、二、三時間遊んでから寝ることになる。
週末の夜は、十分時間をかける、
夜更けに公園に出かけることもある、
そんな日は、寝るのはほとんど明け方になる…」

「それで・・、休日の昼間・・、
咲江は、ぼんやり過ごしているのね・・・
聞く限りでは、新婚夫婦のように充実しているね、
私たち同年代の夫婦の中では、
飛ぶ抜けて充実した性生活だと思う。
それで文句を言っては、罰が当たるよ…」

「うん・・、
それは判っている‥‥、
この上は望めないこともよく判っている。
でも・・、体が燃えるの・・、
抑えようとしても、抑えきれないほど燃えるの…」

「私の経験から言うと・・、
その激しい欲望は、いずれ治まるよ・・。
今がピークの状態で、きっと治まるから、その時を待つことだね・・」

「うん…」

はげれの悪い様子を見せて、咲江が頷いています。

「どうやら・・、私の言葉が信用できないようね・・、
いいでしょう・・、
そのことについて、少し説明するね・・」

「・・・・」

〈ああ・・、かわいそうに・・、
真剣なまなざしで私を見つめている…、
そんなに辛いんだ…〉

藁にもすがりたい・・、そんな真剣なまなざしで咲江が千春を見つめています。咲江の視線の強さを
から、彼女が抱える体の悩みの深さに千春は改めて心を動かされているのです。

「少し前の夫婦生活を考えてごらん・・、
そう・・、村上さんと言う愛人もいないし、
ご主人のセックスが非常に淡泊だった頃を思い出してほしい・・」

「・・・・・」

「今の咲江から見ると以前の性生活はかなり未熟なものだったでしょう・・。
それでも、咲江は旦那様との性生活にそれほど不満を持っていなかったはず。
そのまま、平穏な生活が続けば、
今のように、欲求不満で咲江が悩むことはなかったと思う・・・」

「・・・・・・」

千春の説明に、咲江がこっくり頷いています。

「偶然から・・、咲江は愛人を手に入れた・・・。
超ベテランの50男に抱かれ、咲江はセックスに開眼した、
セックスの味をしっかり教え込まれた・・。
その上、ひょんなことから、ご主人もまたセックスに開眼した、
さらに・・・、ご主人は稀代の持ち物を備えていた・・・。
好条件が揃い、咲江は一気に、激しいセックスの世界に身を投じることになった。
性の喜びを全身で味わうことになった。
これは不幸なことでなく、女にとって、幸せなことだよ・・・」

「・・・・・・・」

千春の説明に、咲江は黙って頷いています。

「しかし、良いことばかりではなかった、今まで制約された性生活を送ってきた反動で、今、咲江自
身が制御できないほど咲江の欲望は燃え上がっている。だけど、いずれ、その欲望は収まるところに
収まり、咲江が自分で、自身の欲望を制御できるようになると思う‥。これは私の経験から言うこと
で、それ以外何の根拠もないけれど、信じてほしい。激しい性生活に慣れ親しんで、自分で自分の体
が制御できるまでに咲江の体が成長するまで、少し辛いけれど、我慢するんだね…、それは、選ばれ
て、セックスの喜びを勝ち得た女が負うべきミッションだと思う・・」

「うん・・、判った…」

「どうしても我慢できない時は・・、
いつでもいいから、私に連絡してほしい・・。
その道のことなら、私に任せなさい、
咲江一人の欲望を散らす手段など簡単に探せるから・・・。
決して、自暴自棄な行動に走らないでほしい
言っておくけれど、今日のような行動は危険だよ…
咲江が考えているほど世の男たちは甘くないから・・、
少しでも油断すると、地獄に落とされるよ…・」

「ありがとう…、
今日、思い切って、千春に相談して良かった‥
ご忠告通り、今日のような行動は決して繰り返しません」

今にも泣きだしそうな表情で咲江が答えています。


[40] フォレストサイドハウスの住人達(その20)(664)  鶴岡次郎 :2018/02/23 (金) 10:53 ID:qf9sx61U No.3092
「この激しい欲望を制御できるようになるのだね、
今はとても無理そうに思えるけれど、
ほんとうにそうなら、千春を信じてもう少し頑張ってみる・・、
そして・・、我慢の限界が来たら、真っ先に千春に相談する、
誓って今日な様なバカな真似はしない…」

「そうだよ、頑張りなさい‥」

同い年なのですが、年下の仲間を諭すように千春が咲江を励ましています。

「こんな機会はめったにないから、全部話すけれど・・・、
心配していることがある・・・、
良かったら、もう少し・・、話を聞いてほしい‥」

「うん・・」

「今のところ、主人は優しく、激しく抱いてくれるけれど・・
こんな自分でいいのか・・、
こんな淫らな自分でいいのか・・と、
いつも、心配している…」

この際、何もかも千春に話す気になったのでしょう。咲江は前のめりになって語り始めました。

「底なしの情欲が怖い・・・、
いつか、主人もあきれ果てて・・、
構ってくれなくなるかもしれない、それが心配…・」

「あら、あら・・・、
次から、次と、心配事があるね・・・、
情の濃い女がにじり寄ってくるのを嫌がる男はいないよ・・、
愛しさが増すことはあっても、
咲江を嫌いになることは、絶対ない・・」

「そうだと・・、うれしいけれど‥」

「プロの私が言うのだから間違いない・・、
もっと積極的に迫っても・・、
ご主人は喜んで、受け入れてくれるよ…」

「そうだといいんだけれど・・・・」

「むしろ・・、心配なのは、彼の体力だね・・・、
旦那様は、若くて、体力もあるけれど・・、
といっても・・・、ご主人も人の子だからね・・、
仕事に差し障りが出たら、大変だからね・・・、
そこは、ほどほどにしないと…」

笑いながら、千春が言っています。咲江には笑みがありません。

「仕事に影響が出るようだと困る…。
私が我慢して、節度を守った方がいいかしら…」

「ううん・・、そうとは言えない・・、
セックスの主導権は男に任せるべきだよ・・・、
女はいつも欲しがる姿勢を見せるだけでいいと思う・、
欲しがり、悶えて…、いやらしい姿を見せても・・、
ご主人が上手く、咲江をなだめてくれるはずだよ…
心配しないで、今まで通り、甘えるといい…」

「千春がそう言うのなら・・、
そうするけれど…、
私・・、自分の貪欲さが、本当に怖い・・・」

真剣な表情で、咲江は言っています。



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・ご夫婦、カップルの方に限り、交際BBSと組み合わせてご利用いただく場合は、全く問題ありませんのでドンドンご利用ください。
・なお、交際専用BBSにスレッドを作成できるのはご夫婦、カップルの方のみですのでご注意ください。
・お手数ですが、交際専用BBSと画像掲示板とを組み合わせてご利用いただく場合は、必ずその旨を明記してください。
 【例】「交際BBS(東・西)で募集している〇〇です」、または「募集板(東・西)の No.****** で募集している〇〇です」など。
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