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フォレストサイドハウスの住人達(その15) 

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2016/09/19 (月) 14:32 ID:J9vM0XIA No.2895

泉の森の取り持つ縁で、由美子と愛はSFハウスに住む千春と知り合いました。最初から波長が
合ったのでしょうか、あるいは千春のとんでもない浮気現場を由美子が偶然目撃したせいで、出
会った最初から三人の女は何も隠さず、自身の恥ずかしい過去をさらけ出すことになりました。そ
のせいでしょうか、三人はすっかり親しくなりました。

由美子は殆ど毎週のように愛の売店に出向き、そこで二、三時間たわいのない会話を弾ませるのが
習慣ですが、その二人の仲に千春も仲間入りする様子です。それぞれ個性的な女性ですし、由美子
と千春は夫公認の愛人を持つ多情な女ですから、三人集まれば、この先も面白い事件が起きそうな
予感がします。

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その11)』
の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきます。
卑猥な言葉を文脈上やむを得ず使用することになりますが、伏字等で不快な思いをさせないよう注意
しますが、気を悪くされることもあると存じます。そうした時は読み流してご容赦ください。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余脱
字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにしま
す。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した当該記事を読み直していただけると幸いです。

・〈(1)2014.5.8〉 文末にこの記事があれば、この日、この記事に1回目の手を加えたことを示
ます。
・〈記事番号1779に修正を加えました。(2)2014.5.8〉 文頭にこの記事があれば、記事番号1779
 に二回目の修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。ご面倒でも当該記事を読み直し
ていただければ幸いです。


[10] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(504)   鶴岡次郎 :2016/10/03 (月) 11:11 ID:dxjp7rlE No.2904
夫とは週末に関係を持つことになっていて、律儀に、かなり事務的にに、夫はこの習慣を消化するの
です。村上と付き合うようになって、咲江の体はかなり変わって来ていました。夫との事務的と思え
るセックスでも十分に感じるようになっているのです。感じすぎるのを警戒していないと、とんでも
ない醜態をさらすことになりそうなのです。

アレの寸法とか、硬さだけを取り上げて夫と村上を比較すると、村上のソレは夫、坂上夏樹のモノに
到底かなわないのです。村上と夫のモノしか実物は知りませんが、最近、ネットで他の男のモノを見
ることを覚えた咲江は、夫のモノが日本人離れをした寸法を持ったモノであることに気が付いている
のです。そのことを知って、夫を見直し、大切しなくてはいけない・・、そう思い始めているので
す。

夫は判で押したように決まった手順で咲江を抱きます。キッスをして、咲江の局部に一分間程、指で
触れ、それが終わると挿入を開始するのです。新婚のころはかなり痛みを感じ、抱かれること自体が
苦痛だったのですが、ある時から、咲江は週末には事前にオナニーをしてその部分を前もって潤滑す
る術を覚えたのです。最近では・・、村上を知ってからは・・、オナニーの必要がなくなり、夫に抱
かれると思うだけで十分潤う体になっているのです。

挿入されると、その圧倒的な威力で、咲江は短時間で頂点に駆け上がるのです。最近はその逝く感覚
がすさまじいものになり、上に載っている夫を振り落としそうになることも珍しくないのです。その
意味で咲江は夫とのセックスに不満は持っていません。ただ、できれば週一をせめて週二に増やして
ほしいと思っているのです。しかし、夫、夏樹はセックスをセーブしているというより、セックスよ
りも面白い仕事に熱中している感じで、週一の事務的とも思えるセックスで十分満足しているので
す。

一方、村上のセックスはとにかくねっち濃いのです。肉棒の挿入時間はせいぜい30分で、夏樹の場
合と違い挿入が必ずしもクライマックスのトリガーにはならないのです。ホテルの部屋に入ると、と
にかく咲江の全身を摩り、舐める作業を飽きることなく続けるのです。いろいろな性具も買い揃え
て、その日になれば、大きなバッグに詰め込んでいそいそとやって来るのです。

夫がロケット発進のように一気に攻めるタイプであれば、村上は自転車のようにゆっくり、のろのろ
と核心に迫るタイプで、気が付けば、いつの間にかいい気持にされていて、最後にはのけ反り返り、
あらぬことを絶叫している状態に咲江は追い込まれているのです。もちろん、両方の男が・・、二人
のセックスの両方が、咲江は大好きです。できれば二人との関係をいつまでも続けたい・・、それが
咲江の本音なのです。しかし・・、破局は思わない形で咲江を襲いました。


いつものように情事を済ませホテルの扉を開けて廊下に出た時、部屋の前を通り抜けようとする
カップルにばったり出会ったのです。それほど広くない廊下ですから、ほとんど顔を突き合わせるほ
どの近さに、そのカップルは立っていたのです。今日に限らず、今までも何度かそんなことは起きま
した、それでも互いに面識のない仲ですから、互いに意味不明の笑みを浮かべて、黙って相手が通り
過ぎるのを待つだけだったのです。

「あら…」

「・・・・・・・」

若い男の腕にぶら下がっている中年の女、派手なワンピースを着て、思い切り派手目に化粧した女で
す。時折マンションの廊下で出会う同じ階に住む女性だったのです。40過ぎた女、子供はいない様
子・・、麻生・・と言う苗字しか知らない人物でした。

いつもの習慣で咲江一人が部屋を出て来たので、その女、麻生何某(なにがし)に村上の顔を見られる
ことは避けられたのですが、この時間主婦がこのホテルへ来るのは浮気以外に考えらないのです。も
ちろん麻生何某も明らかに浮気です。

「もう・・、お帰り・・・・?
私たちはこれからよ・・・」

淫蕩な笑みを浮かべて近づき、麻生何某が咲江の耳に口を寄せてきて呟いたのです。気に障る強い香
水の香りに咲江は思わず顔をしかめています。


[11] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(505)   鶴岡次郎 :2016/10/07 (金) 16:12 ID:OlleIks2 No.2905

「お互い、ここでは会わなかった・・、
知らなかったことにしようね…」

そう言って、麻生は咲江の顔を見てにっこり微笑みました。反射的に、咲江も小さく頷いています。

「それはそうとして・・・、
あなた・・・、
このまま、真っ直ぐ、自宅へ帰るつもり・・?」

「・・・・・・?」

「気が付かないの…・?
瞳が潤んでいて・・、妙に顔が輝いている・・・
先ほどまで男に抱かれていました…・、と・・
その顔が語っている…、フフ・・・」

不覚にもあわてて両手で顔を覆い、相手の好色そうな笑みを見て、直ぐに手を開放している咲江で
す。

「ホッ、ホッ・・・・、正直ね・・・、
その様子では、随分と楽しんだようね…・、
腰まわりだって何となく嫌らしい雰囲気よ・…、
未だ・・、アソコ…、濡れているんじゃないの…・、
男の匂いが残っているんじゃないの・・・、ふふ・・・・」

そう言って鼻先を咲江の体に寄せているのです。反射的に、思わず体を後ろに引いています。勿論、
シャワーを使い、お化粧だってちゃんと済ませているのです。匂いが残っているはずはないと思うの
ですが、気になっている咲江です。

「ハハ・・・、安心しなさい・・、何も匂わないよ…
でも、そんなでは・・・、直ぐに、旦那様に浮気がバレるよ…・、
どこか喫茶店で少し休んでいくといいよ・・・、フフ…・
お互い危ない橋を渡っているんだから・・・、
細心の注意を払わないとだめよ……」

女は咲江の肩に手を置いて耳にささやいているのです。彼女の手が置かれた部分がそこから腐るよう
な嫌な感覚を咲江は感じていました。こんな女と一緒のされたのではたまらないと思うのですが、彼
女の指摘が当たっているのは確かです。

三時間余り、これ以上は無理と思えるほどいろんな姿態で絡み合い、声が涸れるほど大声を上げ、体
中の水分をすべて吐き出すほど楽しんだのです。男の手や、唇で愛撫を受けた感覚が全身にはっきり
残っているのです、けだるい倦怠感とうるんだ瞳は隠しようがないのです。その気になって見る人が
見れば、情事直後のベッドから今抜け出してきた女だと判るはずです。

「じゃーね・・、私たち…、あまり時間がないの…、
彼・・、若いから・・・、大変なの…・、
頑張るわ・…、フフ…・」

そういって、麻生は手を振って、淫蕩な笑顔を残して、その場を離れたのです。咲江は凍り付いたよ
うにして彼女の後姿を見ていました。その日、村上には何も言わないで咲江は家へ帰りました。


[12] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(506)   鶴岡次郎 :2016/10/08 (土) 12:26 ID:s6ryXkKA No.2906

打つ手もなく無為に何日か過ぎました。ある日、近くの商店街で、遠くにいる麻生の後姿を見たので
す。恐れていたことが起きたのです。咲江は慌てて逃げ帰りました。それ以来、外を歩くのが怖くな
り、日暮れ時、街を行き交う人の顔が見えにくい時間帯を選んで買い物をするようになりました。い
ろいろ迷いましたが、最後には村上に連絡を入れて、もう・・、会わないよう申し入れました。事情
を聞いた村上は多くを語らず、案外簡単に納得しました。こうして二人の関係はひとまず終わりまし
た。

これで終わっていれば、咲江の浮気は誰にも知られないで、本人もそれほど悩まないで、時間の経過
とともに、村上のことを忘れることが出来たのです。

二ヶ月は何とか我慢できました。三ヶ月目に入るとイライラして不機嫌になりました。そんな時、夫
夏樹が二週間の予定で、北欧で開かれる、学会に出張することになったのです。

かなりちゅうちょの末、思い切って村上に連絡しました。彼の声を聞いて抑えていた感情が一気に爆
発しました。

「ああ・・・、抱いてほしい・・・
村上さんが…、欲しい…・」

涙ながらに電話の向こうで絶叫する咲江の声を聞いて、慎重だった村上も動かざるを得ない気持ちに
なりました。

「では・・、二時・・、
いつものホテルで・・・」

「あのホテルだけは嫌・・・、絶対いや…」

ホテルへは行きたくないという咲江の申し出を受けて、しばらく考えた末、村上はある提案をしまし
た。あまり乗り気ではなかったのですが、他に方法がないので咲江はその提案を受け入れたのです。
事務所の近くにある村上のアパートを利用することをになったのです。

鉄筋三階建ての古いアパートで、2DKの部屋でした。一人住まいで、ここ二年ほど、女を部屋に招
いたことはなく、これから先も女を連れ込むつもりはない、咲江が最初で最後の女だと、村上は
言っていました。男の一人住まいにしてはきれいに保たれていて、大型テレビとソファーが置かれた
10畳ほどの居間、6畳間にダブルベッドが置かれた寝室、都心にあるアパートであることを考える
と恵まれた住宅だと言えます。

そのアパートへ通うのに一時間ほどかかることを除いていては、咲江にとってはこれと言うほど不都
合はありませんでした。滞在可能な時間が限られているので、そんなに大したものは準備できないの
ですが、時々は食材を持ち込み、咲江の手料理を二人で食べるようになりました。互いに口には出し
ませんが、「通い妻」の言葉が二人の脳裏を過ることが多くなっていたのです。

ホテルへ通っていた頃より、咲江の内なる罪悪感は格段に肥大していました。男の部屋を訪ね、男の
体臭が染み込んだベッドで抱かれ、男のために食事を作る、この行為が咲江の心を次第に蝕んで行き
ました。募る夫への罪悪感とそれに反比例して高まる村上への愛情、その狭間で咲江はもがき苦しん
でいたのです。

それからまた半年が過ぎました。その頃にはもう・・、麻生の眼を恐れることはなくなっていまし
た。彼女のことが気にならなくなったというより、あの頃に比べて、罪悪感の質が大きく変わってい
たのです。あの頃は、夫や、周囲の目を盗んでこっそり浮気をしている罪の意識だけでした。今
は・・、このまま進めば破局が待っていることは目に見えている状態で、かといって、後戻りもでき
ないところまで来ていることを咲江自身が一番よく知っているのです。生きていることが罪だと思い
込むような状態へ追い込まれていたのです。


[13] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(507)   鶴岡次郎 :2016/10/17 (月) 11:48 ID:K04qhetI No.2907
咲江の生活から完全に笑顔が消えていました。その影響はすぐに幼い子供たちにも表れ始めました。
わがままを言ったり、理由なく泣き出したり、学校へ行くのを嫌がったり、変貌した母親の心を子供
たちは敏感に感知して、それなりに反抗を示していたのです。

一方、夏樹はライフワークにしていた研究がいよいよある節目に近づいていたのです。その現象を掴
めば、もちろん世界初の偉業であり、ノーベル賞さえも夢でないと思われている成果が目の前に見え
てきているのです。研究所に数日泊まり続けることも多くなっていました。週一、千春を抱く習慣も
ここ数ヶ月絶えているのです。

その一方で、底なしの罪悪感にさいなまれながら、沸き上がる欲望を抑えきれなくて、咲江の足は村
上のアパートに向かっていたのです。そのアパートで過ごす数時間、村上の手でほんろうされ、彼の
舌で全身を舐められ、最後に陰茎を挿入され男の体液で体が染まるその間だけ・・・、夫のことも、
子供のことも、すべて忘れ、ただ全身を襲う快楽に身を沈めることが出来るのです。

真っ暗な暗闇が眼下に見える崖っぷちに咲江は立っていたと思います。そして、もう一歩踏み出せ
ば、そこから真っ逆さまに落下し、卑しい女体を自らの手で抹殺することになっていたと思います。
それほど咲江は追い詰められていたのです。咲江を崖の上になんとか足止めさせたのは千春の存在で
した。


咲江と千春は幼稚園児の子供の送り迎えで必ず日に一度は顔を合わせます。子供を送り出した後、短
い時間お茶を楽しみ、おしゃべりに花を咲かせることもあります。二人は互いに何でも打ち明け、些
細なことでも困ったことがあれば相談する仲になっていたのです。

愛人がいることも、ソープ勤めも、千春は隠さず咲江に話していました。咲江も村上と浮気をするよ
うになった経緯、そのことが原因で抱え込んでいる悩みも全部、千春に打ち明けていたのです。

「咲江には荷の重いことだと思うけれど…、
このことはあなた一人墓場まで持っていくのだと決心することだね…
あなたの家庭は私の家とは違うから・・・、
他の男に抱かれていますと告白した瞬間、全てが狂いだすと思う…」

ある時から、咲江と会えば必ず千春は最後にはこう言って、咲江を力づけるようになっていました。

「ご主人に告白すれば、あなたは罪悪感から解放され、一時的には楽になると思うけれど、その結
果、あなたが今抱えている苦しみをご主人が背負うことになる。そうなれば、罪のないご主人を苦し
めることになり、最悪、家庭は崩壊する・・・。
浮気という大罪を犯しておきながら、この上、ご主人を苦しめることはしてはいけない、それ
が・・、私ができるただ一つのアドバイスだよ…」

墓場まで秘密を抱えていけ・・・、この親友のアドバイスを咲江は大切に守っています。少なくとも
この一年間、千春以外この秘密を誰にも話さず、見事に秘密を守り切っているのです。それが、最近
になって、どうにも堪えられない時間が多くなってきているのです。

「自業自得と言えば、それまでだけれど…、
もう・・・、堪えられない…」

千春に会えば、必ず咲江は訴えるのです。

「男を欲しがる忌まわしいこの体が憎い・・・、
主人に黙っているのが耐えられない…、
かといって・・、村上さんと別れることもできない・・」

涙こそ出しませんが・・、いや、涙も出せないほど思いつめた状態に追い込まれているのでしょう、
千春に向かって、咲江は彼女自身を呪う言葉を連ねているのです。誰を恨むことも、責めることもで
きない、彼女自身の問題だと咲江はよく自覚しているのです。


「イライラして、子供たちに理由なく当たり散らすようになった…
子供たちは私の変化に、とっくに気が付いている・・、

主人は・・、
今は・・、研究活動以外何も考えられない状態なの…、
そんな主人を私は暖かく見守りたい・…」

涙ぐみながら咲江は切々と千春に訴えています。

「ひどい裏切りをしていながら、
こんな事、とても言えないと分かっているけれど・・・、
絶対・・、主人の邪魔はしたくない…、

もし・・・、主人が今のように仕事の最終段階に入っていなければ、
離婚覚悟で、何もかも打ち明けていたと思う・・・、
そうすれば、どれほど楽になれるか…」

「咲江・・、もう少し頑張ろう…、
ご主人の研究にめどがつくまでは、何とか頑張ろう・・、
それまで、私でよければ力になるから…」

絶望して、いまにも身を捨てかねない様子を見せる親友の話を黙って聞くこと以外、今の千春には何
もできないのです。しかし、もう咲江が我慢の限界にきていることは千春にも良く判るのです。何か
手を打たないと大変なことになると・・、千春は焦っていました。そして、ある決心を固めたので
す。


[14] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(508)   鶴岡次郎 :2016/10/18 (火) 09:22 ID:yyReHfXA No.2909

この日、由美子と千春が愛の店に集まっています。ソープへの出勤日程をずらせて由美子の都合に合
わせて千春はここへやってきているのです。それほど今日は千春にとって三人の集まりが大切なもの
になっているのです。

席に着き、お茶を一口すすると、千春は堰を切ったように語り始めました。この店に来た時から千春
の全身から緊張感が発信されていました。千春の様子から、何かあると感じ取っていた由美子と愛は
驚きながらも黙って聞いています。

「幼稚園のママ友なんですが、咲江さんと言って、同じマンションの13階に住んでいる、私と同い
年の友達が居ます。かなり深刻な悩みを抱えることになって、私・・、相談を受けたのですが、私で
は話を聞くだけで、なんとも手助けできないのです。お二人に相談すれば道が開けるかと思ったので
す・・・」

かなり長い話になりました。それでも、おしゃべり上手な千春の話は、さすがに良くまとまってい
て、要点がきっちり整理されていました。

ようやく話が終わりました。話し終わった千春がおいしそうにお茶を飲んでいます。一仕事が終
わった様子です。

「一年以上か・・・、長い不倫だね・・・、
それだけ長いと、一般的には確信犯と思われても仕方ない・・
救う手立ては無いよ・・・、
・・と言うより…、
彼女を何から救うというの…?
自業自得でしょう…、
堕ちるところまで落ちて当然でしょう…・」

愛がにべもない感想を言っています。

「そうね・・・、
ご主人はいい方だし、可愛い子もいて・・、
経済的にも恵まれ、何不自由なく、何の苦労もない・・・、
理想的な暮らしができる環境に恵まれている・・・。
話を聞いた限りでは、彼女に同情できる余地はすくないわね・・・」

愛の言葉に由美子が一応、同調を示しています。それでも愛の意見に一方的に賛同している様子では
ありません。由美子自身も愛人を含め沢山の男と関係を持っているわけですから、主婦稼業を守り抜
いている愛のように一方的に咲江の浮気行為を責めることはできないのです。

「ただ・・、男と女の問題は当人以外判らないことが多いから・・、
傍目ではどんなに良く見えても・・・、
なにかと隠れた苦労があって・・・、
当の本人にはそれなりの言い分があるものだけれどね・・・、
夫との生活がつまらないとか、夜の生活が充実していないとか・・、
その方・・、咲江さん本人はどう言っているの・・・」

浮気をしている咲江にもそれなりの言い分があるはずと・・、この種の問題では経験豊富な由美子が
咲江の浮気に一応の理解を示しています。

「それがね・・・、
誰も悪くない・・、
悪いのは彼女自身だと言い張って、
それ以上、何の言い訳も言わないのよ・・、
それでいて、傍で見ているのが辛いほど、憔悴している・・」

千春が表情を曇らせて話しています。

「浮気の果てに、その男が忘れられなくなった・・・、、
かといって旦那様と別れる気持ちは最初から存在しない・・・。

二人の男を愛してしまった女が、進むことも出来ず、
戻ることもできないで、罪悪感と欲望の板挟みになって・・、
身を捨てるほど悩んでいる・・・、

確かに、誰が聞いても、同情の余地がない状況だと言える…」

由美子が自身に言い聞かせるように咲江の立場を解説しています。


[15] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(509)   鶴岡次郎 :2016/10/20 (木) 09:11 ID:0/SPKTpw No.2910
「でも・・・、千春さんが言うように、
死ぬほど彼女が悩んでいるとすれば・・、
ここは同じ女性として・・・、
いえ・・、親友を何としても救いたい千春さんの気持ちを汲んで、
何か手助けできる方法を考えたい・・、
私はそう思う・・」

由美子の言葉にほっとした表情を千春が浮かべています。

「誰にも相談できない、誰も自分の行為を理解してくれない…、
こんな状況は本当に辛いものだよ…・
100人いる人の内、99人に批判されても、一人の理解者が居れば、
人は何とか生きていけるものだと思う…・」

何かを考えながら、注意深く言葉を選びながら、由美子が話しています。

「由美子さんがそう言うなら・・・、
私だって・・、女の一人だからね・・・、

夫への裏切りは許せないけれど・・・、
やってしまったことは元に戻せないのも確かだから…

これから先、咲江さんが立ち直り、まっとうに生きるというのなら…・
咲江さんの力になってもいいよ・・・」

愛が渋々ですが、由美子の提案に賛成しています。

「では・・、決まった…、
咲江さんを救うため、私たちに何が出来るか考えよう…、
そのためにはもっと咲江さん自身と、
彼女の置かれた状況を正確につかむ必要がある・・・、
・・・で、彼女が村上の下に走った訳は何だろう…・・」

自然の流れで、経験豊富な由美子がこの場の進行係を務める様子です。

「訳って・・?、
簡単でしょう…、
男が欲しかっただけでしょう…
体が堪らなくうずいたのでしょう…・
そんなこと、経験豊富なお二人ならすぐ判るでしょう…・」

愛があっさり切り捨てています。千春も由美子も苦笑いしています。

「愛さんにはかなわないわね…
確かに・・、私をはじめ、無節操に浮気を楽しんでいる女が多い・・・、
体の疼きに耐えられなくて、それほど好きでもない男に抱かれる女も沢山居る、
でも、考えてみてほしい…・、
体がうずいて、男が欲しいと思っても・・・、
普通の主婦が、街で偶然出会った50男にすぐ抱かれるかしら・・?
仮に・・・、愛さんならどうなの…?」

由美子の質問に愛がはっとしています。


[16] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(510)   鶴岡次郎 :2016/10/21 (金) 11:48 ID:uYCjRJPM No.2911

「多分、村上は魅力的な中年男だと想像できるけれど、
そうだからと言って、これまで一度も浮気をしたことがない咲江さんが、
抱かれる覚悟を固めて、ノコノコと男の事務所を訪ねるかしら・・?
浮気者の私だって・・、
そんな・・、はしたないことは絶対しない…・・」

「・・・・・・・」

改めて由美子からその指摘を受けると、確かに奇妙だと愛は勿論、千春も考えている様子です。そし
て、咲江が村上の下に走った原因がもっと深いところにあり、それはおそらく咲江の心の中に芽生え
た心の病だと千春も愛も気が付き始めていたのです。

「確かに由美子さんの言うとおりよ・・・、
何か・・、得体のしれない強い力が…・
咲江さんを突き動かす強い力が・・、咲江さんの中で動いたに違いない・・・
そうでなければ、あの咲江さんが50男の愛人になるはずがない・・・
でも・・、その強い力って・・、何だろう…・?」

千春が心配そうな表情を浮かべ発言しています。

「夫にかまってもらえなくて寂しかったから・・・、
体がうずいてたまらくなっていたから・・・、
村上の放つ強力なオスの魅力に引き付けられたから・・・
このように、女が浮気に走る原因はいろいろ考えられる・・・・」

指を折りながら浮気の動機を愛がカウントしています。

「どれも、咲江さんの行動を説明できそうに思える・・
でも・・、これまで貞節を守ってきた咲江さんがその殻を破るには、
これだけでは少し弱いようにも思える・・・
何かが他に原因がありそうだけど・・、
私には・・・、判らない…」

愛が呟いています。彼女にもいい考えがなさそうです。由美子が笑って二人を見ています。

「ああ・・、判らない…・、
由美子さんのことだから、
その答えを掴んでいるのでしょう・・、
まず・・、それを聞かせてちょうだい・・・」

しびれを切らした愛が由美子に質問しています。由美子が大きく頷き、話し始めました。

「末の子供が幼稚園に入り、子供と夫を送り出すと、
今まで想像もできなかった自由な時間が咲江さんのものになった・・。
しばらくはその自由時間を楽しむことができるけれど、
やがて、やるせない焦燥感が咲江さんを襲ってくる…」

由美子が語り始めると、千春も愛もじっと耳を傾けています。

「夫は働き盛りの時期に入り、仕事に夢中になっている・・、
子供たちもそれぞれに自分の世界を楽しんでいる・・、
それに比べて、自分は・・・、
あいも変わらず、食事の支度と家事に振り回されている・・、
私も同じ思いに囚われたことがあったから…・
彼女の気持ちが手に取るように判るのよ……」

千春が盛んに頷きながら由美子の話を聞いています。話の内容に同感しているのです。ここへきてよ
うやく愛と千春は由美子が言おうとしていることに気が付いた様子です。


[17] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(511)   鶴岡次郎 :2016/10/22 (土) 09:21 ID:fr9XWKa6 No.2912

「咲江さんが村上と知り合ったのは・・、
確か、同窓会の帰りだったね…」

「ええ・・、そうですが・・・
暗いビルの陰で、ぶつかり合って、咲江さんは膝を擦りむいた…・」

「同窓会の帰り、咲江さんの心はいつもより激しく乱れていたと思う…
同窓会に出て・・、現役で働いている仲間を見て・・
彼女たちの華やかな話を聞き、楽しそうな様子を見て、
咲江さんは・・、
彼女自身のふがいなさを強く感じたと思う…」

「その気持ち・・・、判ります・・。
私にも同じ経験がありますから…・」

千春が由美子の話に大きく頷いています。

「咲江さんの歳では、同窓会では、まだ、未婚の人が輝いて見えるからね…
咲江さんはかなり劣等感を抱え込むことになったと思う…」

「・・・・・」

千春と愛が黙って頷いています。

「でも・・実態は・・、
より深刻な悩みを未婚の人が抱えているんだけれどね・・・、
それを彼女たちは、決して口にしないからね…、
もう数年経つと、主婦の位が圧倒的に輝き始め、
独身女が大きな悩みを抱くことになるんだけれどね…・」

由美子の説明に愛が笑みを浮かべて軽く頷いています。

「同窓会に出て、少し寂しくなったところで、
咲江さんは村上と遭遇した・・・
普段なら・・、例えば、昼間、買い物帰りの途中であれば、
50男の村上に出会っても咲江さんは気にも留めなかったと思う…・」

「確かに・・、いくら魅力的な男だと言っても・・・、
街で偶然出会った50男にあの咲江さんが自分から体を投げ出すなんて、
想像もできないことだった・・・
あの日、同窓会に出た咲江さんの中で、女の焦りが芽生えたのね…
その焦りの気持ちが咲江さんの背中を強く推したのね…・
どうしてもっと早く彼女の行動を理解できなかったのかしら、
彼女の気持ち・・、やっと判った、由美子さんのおかげだわ…・」

ようやく咲江が浮気に走った背景が判り、千春が興奮した調子で話しています。

「そう…、同窓会に出て、女の自信を失いかけたその時・・、
偶然出会った男が村上であったことが、咲江さんの命取りになった・・、
彼以外の普通の男であれば、もっと若くて、もっとイケメンでも・・、
咲江さんはあそこまでスンナリと落ちなかったと思う・・・」

確信に満ちた表情で由美子が語っています。


[18] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(512)   鶴岡次郎 :2016/10/24 (月) 14:23 ID:w1lnGt3. No.2913
「村上の凄さを少し話すわね・・・、
女たらしは、女との最初の出会いにすべてを掛けるのよ・・、
この時の村上もまさにそうだった・・・」

笑みを浮かべて由美子が楽しそうに語っています。

「傷ついたお姫様を部下に背負わせ、事務所に連れ込んだ・・。
この時点で咲江さんは村上の術中に嵌り、
抜けられないところへ引き込まれたと言える・・・・」

愛と千春が何度も頷いています。

「傷の手当てをしている間に、
彼・・、部下の男に着替えのストッキングを買い求めさせたでしょう・・、
普通の男はこんなことは思いつきもしない、
それを彼は日常行為のようにやるの・・、
ぴったりのストッキングを買い与えられ、
女にすれば、『君のことは何でも判るよ・・』と・・、
呼びかけられている気になり、一気に彼への親しみが増すと思う…」

「確かに・・、着替えの下着を与えられると・・、
女って・・、変な気分になるわね…、
そこまで知られたのだからと・・、
その男を受け入れてもいい気になるかも・・・」

千春が大きく頷いています。

「それだけではないのよ・・・、
さらに・・、お土産のケーキを買い求め、
仕上げにハイヤーで自宅まで送り届けた・・・。
恋愛中のどんな男でもここまで出来ないことを易々とやってのけたのよ・・、
この間、女たらしは何の下心も見せなかった・・・」

「由美子さんから改めて聞かされると…、
彼のやったことはとんでもなく行き届いている・・
私は一度もそんなサービスを受けた覚えがない・・・
それで下心を女に勘づかせないなんて…、
村上は相当のやり手ね…・」

愛が驚きながら発言しています。

「彼が意識して下心を抑えたと思うでしょう…、
そうではないの、彼は無意識で、何の見返りも期待しないで、
女性に奉仕できるのよ・・・、
そんな才能を身に着けた男なのよ・・、
村上という男は…」

「へぇ…、そんな男が世の中に居るんだ…・
私も・・、一度でいいからそんな男に会いたかった…
どうなってもいい気分になるね…、確かに…」

愛が感心した表情で、発言しています。由美子にすれば、この種の男は、そんな男がたむろする場に
行けば、掃いて捨てるほど居ると言いたい様子です。

「村上のサービスを受け入れながら、
咲江さんは女王様になったような気分だったとおもう・・・、
忘れていた独身の頃、輝いていた頃を、思い出していたのよ・・・、
『女として認められている・・』と、自信を持ったと思う・・」

「・・・・・・・」

「そして、迷った末・・、彼に返礼に行くと決めた時・・、
あの・・、うずくような興奮を・・、
女なら一生忘れられないあの記憶…、
初めて男に抱かれた時の・・・、
あの興奮と緊張感を思い出していたのよ・・」

「判る・・、咲江さんの気持ち良く判る・・・」

愛が興奮して話しています。

「当日・・、シャワーを浴び、隅々まで体を清め、
勝負下着を身に着け・・・・、何度も服装をチェックし・・・、
遅く帰る旨、家族に伝えた・・・、夫は笑顔で了解したと思う・・。
その時、胸の痛みを感じたはずだけれど、彼女の気持ちは変わらなかった」

「そこまで行ったら・・、もう・・・、止まらないね…」

愛が沈んだ声で言っています。

「一歩、家を出ると、もうすべてを忘れ・・、
弾む心を抑えながら彼との約束の場に向かったと思う・・
こんな状況になった女を止めることは誰もできない…・・」

「・・・・・・」

愛と千春が由美子の説明に聞きほれています。二人とも彼女たち自身がその日の咲江になったような
気分で由美子の話を聞いているのです。そして、女の性、女の業をひしひしと感じ取っていたので
す。


[19] フォレストサイドハウスの住人達(その15)(513)   鶴岡次郎 :2016/10/25 (火) 10:10 ID:Xitas282 No.2914
「女たらしはムードあふれたイタリアンレストランに女を招待して、
上品なジョークで女を笑わせ、女のファッションをそれとなく褒めた・・、
女はうっとりとして、男の顔を見つめていたと思う…。
最愛の旦那様にさえ見せたことがない、欲情した表情をさらしていたと思う」

「脆いもんだね・・・、女って…・」

愛がポツリとつぶやいています。女の弱さを言い当てられ、気落ちしているのです。

「店を出て、手を握られ、ビルの陰で唇を奪われると・・。
もう・・、抵抗できない・・、
誘われるままホテルに入り、体を触られると、
女の運命は決まってしまう…
後は・・、手練を尽くした男の思うがまま…
悦楽の嵐の中で、体中の水分を全て吐き出し・・、
泣き叫びながら、女は情欲の沼に深々と沈み込んで行くのよ・・」

「・・・・・・・」

千春と愛が黙って頷いています。二人とも苦しそうな表情を浮かべています。咲江が転落する様が二
人には良く見えているのかもしれません。

「男に騙されたわけでなく、
自ら選んで男の胸に飛び込んで行った・・
その思いが咲江さんの中では今でも強いと思う・・、
もしかしたら・・、
村上のことを運命の人だと勘違いしているのかもしれない・・」

「そんなことって…、
それでは・・、あまりに咲江がかわいそ過ぎる・・・」

意外なことを聞くと言う表情で千春が由美子を見ています。

「千春さん・・、
彼女をかばう気持ちはわかるけれど、ここは冷静に考えよう・・、
あなたにとっては辛いことだろうけど、
優しい咲江さんだからこそ、堕ちるところまで落ちたと思う・・」

「はい…」

「自分が居なければ村上はダメになるとまで思い込んでいるかもしれないよ・・、
そして、女がそんな気持ちでいることを、
女たらしの村上は本能的に察知して、うまく女に甘えているのよ・・・、
憎らしいでしょう…」

「・・・・・・・・」

千春と愛が大きく頷いています。男への憤りが募っている様子です。しかし、その怒りは度を越した
ものではなく、あるあきらめに似た要素も含まれているのです。男だけを責めるわけには行かない、
男の罠に陥る女にも等分の責任があることを女たちはよく知っているのです。

「咲江さんだって、自分がバカなことをしていると承知しているはず・・、
夫や子供に申し訳ないと思う気持ちは強いはず…、
心が込もった千春さんの説得を聞くたび、心が揺れているに違いない・・」

「・・・・・・・」

千春が悲しそうな表情を浮かべ、何事か言いたそうにしていますが、結局、言葉を出せないのです。

「でも・・、彼女は男と別れられないのよ・・
たぶん、誰が説得しても咲江さんの心は動かないと思う…・
ここまで落ちた女は誰の言うことも聞く耳を持たないのよ・・
自分自身で出口を見つける以外、救われる道はないのよ…・」

「・・・・・・・・」

他人事でなく、情欲の迷路に迷い込んでいる自分自身に言い聞かせるように由美子が語っています。
愛と千春が悲しそうな表情を浮かべ、言葉もなく、何度も、何度も小さく頷いています。愛も、千春
も・・、もし・・、彼女たち自身が咲江の立場に立てば、彼女と同じ状況に陥るだろうと考えている
様子です。沈黙の時間がその場を流れています。またもや、どうしようもない女の性の悲しさと脆さ
を女三人は噛みしめているのです。



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