掲示板に戻る /戻る /全部 /1- /最新10 /▼ラスト

フォレストサイドハウスの住人たち(その7)

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2014/05/08 (木) 11:40 ID:88ncIuVg No.2520
浦上三郎と千春の結婚が決まりました。「万人に一人の女・・、娼婦になるために生まれてき
た女・・」、そんな女と浦上は結婚すると決めたのです。
「早期発見が大切です…、対処方法を誤ると、みんなが不幸になりますから・・」と、謎の言葉を
残して佐王子は立ち去りました。「先のことを考えるより、先ず、彼女に溺れる生活を楽しも
う・・」と、浦上は腹を固めています。浦上と千春、ようやくスタートラインに付いた若い二人の
前途には洋々たる未来と、大きな不安が待ち構えている様子です。もう少し二人の生活を追ってみ
ます。相変わらず、変化の乏しい市民の生活を描きます。ご支援ください」

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その
11)』の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきま
す。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余
脱字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにし
ます。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した記事を読み直していただけると幸いです。

  ・ 文末に修正記号がなければ、無修正です。
  ・ 文末に(1)1940.5.8とあれば、その記事にその日、手を加えたことを示します。
  ・ 『記事番号1779に修正を加えました。(2)1940.5.8』、文頭にこの記事があれば、
     記事番号1779に二回修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。
    ご面倒でも当該記事を読み直していただければ幸いです
                                        ジロー   


[17] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(181)  鶴岡次郎 :2014/06/10 (火) 15:14 ID:BEeQWxFM No.2538
夫人が話の内容を良く理解していないあいまいな表情を浮かべています。千春は少し心配になりま
した。過激な内容の話に夫人が完全に引いてしまったのではと思ったのです。

「奥様・・・、あの・・・、奥様・・・」

「アッ・・、千春さん…」

我に返った夫人が無理矢理笑みを作っています。〈心ここにあらず〉の様子に見える夫人を見て、
千春の中に漠然とある疑惑が首を持ち上げていました。しかし、それは明確な形のないもので、千
春はすぐにその考えを頭の隅に追いやり、夫人と向き合いました。

「調子に乗ってバカなことを話してしまいました。
汚い話ばかりであきれたでしょう・・、
私はこんな女なのです・・。
私のこと、軽蔑されるでしょう…」

「いえ、いえ・・・、軽蔑するなんて、そんなことは絶対ありません。
恋する男性のためなら、女は何をしても許されるべきだと思います。

でも・・、さすがに・・、職場で男性のモノを咥えるなんて・・、
理恵にはもちろん、私でも想像さえできないことでした・・。
正直言って・・、女の見栄や、羞恥心を超えて、
男性を喜ばせることだけに没頭できる千春さんがうらやましい・・・。

理恵だって・・、
あなたのような才覚と、経験があれば、
もっと、三郎さんを幸せにできたと思います。

それで・・、三郎さんはようやくあなたを抱く気になったのね…」

「いいえ・・・、その時は、そこまで話が発展しませんでした。
彼・・、久しぶりにモノが自立できたことを素直に喜んでくれました。
それで、私に気を許したのでしょう・・、正直に話してくれたのです。

奥さんを亡くして4年、
いろいろ試したけれどダメだったと教えてくれました。
どんな女と出会ってもダメだったと言うのです。

私・・・、それを聞いて、
なくなった理恵さんが忘れられなくてEDになったのだと思いました。
理恵さんと彼の関係の深さに強く嫉妬しました・・・。
今夜は何が何でも、彼をものにすると、決めたのです・・。

楽しい食事の後、私から誘ってホテルへ直向しました・・・」

「そう・・あなたからホテルへ誘ったの・・、
さすがにやるわね…、

・・・でどうだったの、彼のサイズは・・・?
理恵の言う通り、すごいモノなの…?」

いささか唐突に、夫人がみだらな質問しています。千春が驚いた表情を浮かべています。夫人も今
まで使ったことが無い淫らな言葉を発したことを恥じて、少し顔を紅潮させているのです。


[18] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(182)  鶴岡次郎 :2014/06/11 (水) 16:07 ID:qJLEPkeY No.2540

「あら…、私・・・、三郎さんのサイズを聞いたりして…、
恥ずかしい・・、千春さんが悪いのよ、
先ほどからきわどい話を聞かせるから、私まで感化されてしまいました・・。
でも、とっても気になっているのよ・・、
経験豊かなあなたが、彼のモノをどう評価したのか・・」

「・・・・・」

「ねぇ・・、黙っていないで、何か言ってよ、
あなたが黙っていると恥ずかしさが増すのよ…」

夫人がことさら快活に振る舞っているのが千春にも読めました。先ほど頭の隅に首をもたげた疑惑
が形を見せ始めていたのです。

〈様子を見る限り、
私からその事実を聞くまでは三郎さんのEDは知らなかったようだ・・、
夫人にとって、この事実は全く予想外の出来事だったようだ・・・。
それでも、不思議なことに、彼の病気の原因には心当たりがあるようだ・・

彼にEDを引き起こさせた原因に心当たりがありながら、
今まで、その事実を知らなかった…。

この事実は何を語っているのだろうか・・・、
いずれにしても、私からそのことを質すことはできない、
夫人が切り出すまで待つことにしよう・・ 〉

このように覚悟を決めた千春は夫人のペースに乗ることにして、出来るだけみだらな話を披露する
ことにしました。勿論、こうした話題が不得意なわけではないのです。

「お店であんなに苦労したことが嘘のように、
ホテルへ入ると三郎さんギンギンになっていて、当の本人でも驚くほどでした。
もちろん、私は大歓迎です・・・」

「そう…、
想像するだけでも、わくわくするね…
・・で、彼のモノをしっかり確認したのでしょう…」

生唾を飲むようなしぐさを見せて、夫人は興奮した表情を隠そうともしないです。

「ハイ・・、先輩から教えられていて、初めての方と寝る時は、
相手の体を十分チェックするようにしているのです。
そんなわけで、三郎さんのモノもしっかり・・、確かめました。
目で見て・・、握ってみて・・、口に含んで・・、十分にチェックしました・・」

「さすが、千春さん・・」

「奥様もご存知のように、どんなに立派な男性器でも、いつでも完璧に、100%勃起すること
はありませんよね、私たちが普段接する男性器は70から80%勃起すれば上々だと言えます。

この時の三郎さんは違いました。四年間の空白を一気に埋めるつもりなのでしょう・・、
彼のモノはいきり立ち、力強く、比較的経験のある私でも、あれほど完璧に勃起したモノをそれま
で見たことがありませんでした」

「そう・・・、凄いね…」

夫人の瞳がみだらに濡れているのです。千春は比較的冷静です。


[19] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(183)  鶴岡次郎 :2014/06/12 (木) 16:00 ID:a6eUA7KQ No.2541

「結論から先に申しあげると、100%勃起した三郎さんのモノは、さすがに並のサイズをはるか
に超えていて、比較的経験のある私でも、安易な気持ちでは、とても太刀打ちできないと思いまし
た。経験の乏しい女性だとあるいは苦痛を感じることがあるかもしれません。しかし、正直に申し
上げると、怪物と呼ばれるほどのモノではありません。

ここだけの話にしていただきたいのですが、彼以上のモノを何度か受け入れた経験があります。私
から見て、彼のサイズは上の下クラスだと思います」

「そう・・・、上の下なの…、あれで・・・、
・・・で、上の中、上の上クラスとなると・・、どうなるの…、
私には、想像することさえできない・・、
千春さんはそんなものを、何度か食べたことがあるの…」

「はい・・、上の上クラスかどうか判りませんが、
少なくとも三郎さんのモノと比べて、
一目でその違いが判るほどのモノを何度か食べたことがあります」

「そう・・、それは・・、
世間で言うほど美味しいモノなの・・」

「私の経験で言うと、普通の女性には、最初からその味の良さは分からないと思います。奥様の
前で、さも経験があるように、こうして生意気なことを言っていても、私も最初から大物を十分味
わうことが出来たわけではありません・・・。

最初の頃、私が十分になっていないのに、乱暴に大物を挿入されて、
そのあまりの激痛で、気が遠くなったことさえあります・・。

その時知ったのですが、私の膣はそのころ未成熟で、柔軟性に欠け、お汁も少なく、あまり大きな
モノを受け入れる体勢ができていなかったようです。多分理恵さんもこれと同じ状態だったと思い
ます。その後経験を積んで、事前準備をすることを覚え、かなりの大物でも、難なく呑み込めるよ
うになりました。

そうなると、大きなモノの本来の味が判るようになりました。やはり大物は味が違います。

最初はやはり苦痛を感じます、全身が張り裂けるような思いをして、大物を何とか受け入れて、丁
寧に攻められると、次第にアソコが潤ってきて、しばらくすると、信じられないほど短時間に高め
られて、一気に頂点に駆け上がるのです。

それから何度も、何度もいかされて・・、もう・・、ここらで終わりだと思ったら、その先がある
のです。大物はここからが違うのです。深い、深い、本当に深いところに落とされるのです・・。

正直言って、何度も経験する必要はないと思います。チャンスがなければ、その味を知らないでも
構わないと思います」

「そう・・・、そんなにいいの・・、
私は・・、多分、その味を知らないまま、女を終わるのね…」

夫人が真顔で呟いています。


[20] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(184)  鶴岡次郎 :2014/06/13 (金) 11:33 ID:BdvXhW22 No.2542

夫人の心情を察知したのでしょう、千春がやさしい声で慰めました。

「正直言って、あまり心が通わない、ただ巨大なだけがとりえのモノは、その味がどんなに強烈
でも、生涯の伴侶とする気にはなれません。人それぞれ身体の相性があるとよく言われますが、
毎日接する相手は、ほどほどのサイズが良いと私は思います」

「千春さんが言うと、何となく説得力がある・・・。
あなたが言う通り、究極の味を知るとその後が味気なくなると思う・・、
足りない・・、もう少し大きければ・・、もう少し強ければ・・と、
日頃不満に思っている程度がちょうどいいのかもね…、
私のような平凡な女には、今の主人がちょうどいいのよ・・」

「おっしゃる通りだと思います。
ああ・・、いえ・・、ご主人のサイズのことを言っているのではありません。

私は幸か不幸か、いろいろな男に抱かれて、様々な経験を積むことが出来ました。
大きい人、そうでない人、好みの方、そんなに好きになれない方・・・、
いろいろな男に抱かれました・・。
でも・・、一番良かったのは・・、断然、三郎さんです・・」

「やはり・・、心を惹かれた殿御が、女には一番ていうことね…」

「ハイ・・・」

「たくさんの男を知っていて、その上で・・、
夫にする男はナニのサイズも大切だけれど・・、
心が通い合うことが大切だと言い切る千春さん。
私などとても及ばない見識の持ち主です。本当に感動しました。

三郎さんとのこと、私が余計な心配をする必要は無かったんだ・・。
上の下クラスの三郎さんのモノなど、
問題なく受け入れることが出来ているんだ・・」

「ハイ・・、おかげさまで楽しんでいます。
彼から電話がかかって来て、彼と会えると思うだけで体が熱くなり、
恥ずかしいのですが、彼の声を聴くだけで異常に潤ってくるのです。

彼がいきなり入って来ても、楽々、飲み込み、
彼のモノで苦痛を感じたことは一度もありません。
それどころか、毎回、気持ちよくて、失神してしまうのです…。

ああ・・、こんなはしたないことを申し上げて・・、スミマセン…」

千春がペロと舌を出し、おどけた仕草で頭を下げました。

「いいのよ…、
そう・・、すごいね…、毎回失神するの…、
いいわね…、ちょっとうらやましい・・・・。

千春さんはすごいね…、
本当に、うらやましい・・・

あんな大きなモノを・・・、
最初から楽々受け入れることが出来たなんて・・
その上、毎回失神しているなんて…」

艶然と塚原夫人が笑っていました。そして、次の瞬間夫人の表情にわずかな変化が現れました。ど
うやら、夫人は自身の失言に気が付いた様子なのです。


[21] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(185)  鶴岡次郎 :2014/06/15 (日) 15:51 ID:iqwCU4pE No.2543

夫人のつぶやきを聞いことで、千春の心にある疑惑が確信に変わっていました。このチャンスを逃
すとその事実を質す機会は永久に来ないと思えたのです。そして、今の淫蕩な会話の流れの中なら、
夫人も本音を吐き出すことが出来るはずと思ったのです。

「間違っていたら、勘忍していただきたいのですが…、
もしかして・・・、
奥様、三郎さんのアレをご存じなのですか…」

「あら・・、やはり気が付いたのね…、
千春さんて・・、見かけ以上に頭が良くて、勘が鋭いのね・・。

いいわ・・、いつかは誰かに話すべきだと思っていたことだし・・・、
考えてみれば、話すべき相手としてあなた以上の方は居ないと思えてきた・・」

悪びれた様子を見せないで夫人があっさりと言ってのけました。

「理恵と三郎さんの夜の生活が不調なのは、
三郎さんの巨根が原因だと推定できたけれど、
どの程度に大きく、どんなに努力しても理恵には無理なのか、
慣れれば何とかなるものなのか・・、
それが私たちの最大の問題になったところまでは話したでしょう・・・」

「それで、ご自分で実証見聞してみることにしたのですね…」

「そう・・、
理恵のことを思う気持ちが半分、
女としての興味半分というのが正直な気持ちだった・・。
ただ、このことは理恵には内緒にして進めるべきだと最初から思っていた」

塚原夫人は淡々と話しています。強い日差しを遮る街路樹の下は快適で、そこで立ち止まり、楽し
げに話し合っている二人の女の姿はそのまま一枚の絵画になる景色です。


夫人は浦上を自宅へ招き、ストレートに問題をぶつけました。最初はびっくりして、笑いでごまか
していた浦上も、夫人の説明を聞き、彼女がかなり熱心に、真剣に、若い二人の夜の生活改善を考
えていることを理解しました。

「それで、お母さん、僕は何をすればいいのですか…」

「正直言って、私にも良く判らないの・・。
理恵のアソコが普通と変わらないのなら、
三郎さんのモノが異常に大きいことになる。

慣れてくれば、何とか収まるようになるのか、
何時まで経っても駄目なものか、それを見極めるべきだと思っている・・」

ここまで話して、突然あるアイデアが夫人の脳裏にひらめきました。

「アッ・・、そうだ・・、
三郎さん、他の女との経験があるでしょう、
理恵には黙っているから、その時のことを教えてちょうだい…」

「そうですね・・、
全部玄人の女が相手ですから、あまり参考にはならないと思いますが・・・」

「・・で、何人経験があるの・・?」

「5人です・・」

「エッ・・、5人も・・・、
これだから、男性は信用できない・・・、
・・で、その結果は、どうだったの・・?」

「二、三人から大きいと言われましたが、
出来ないことはありませんでした」

「そう・・、
・・と言うことは、慣れれば理恵でもなんとかなるわけよね・・・」

夫人はここで考え込んでしまいました。


[22] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(186)  鶴岡次郎 :2014/06/16 (月) 15:30 ID:.QQhd7XU No.2544

一分、二分と時間が経ちました。夫人はまだ考えに耽っています。この件では三郎は夫人の言いな
りになると決めているようで辛抱強く夫人が結論を出すまで待つようです。

「三郎さん…、
5人の玄人女と出来たことは朗報です・・。
理恵も慣れれば、三郎さんを受け入れ、セックスを楽しめる可能性が見えて来たわけです。

それで、考えたのですが、この結論の最後のダメ押しで、私の眼で三郎さんのモノを実地検証した
いのです。私から見ても、大丈夫だと思えれば、これほど心強いことはありません。後は、理恵に
経験を積ませればいいことになりますから・・」

「実地検証ですか…、
私は良いですが、どうすればいいのですか…?」

「通常状態をただ見るだけでは不十分だと思います。
臨戦態勢になった姿をとっくり拝見したいのです・・」

「やはり・・、そうでしょうね…
理恵が居れば、何とかなると思いますが、
私一人では少し時間がかかると思いますが、良いですか…?」

「仕方無いですね…」

かなりきわどい話ですが、元々世間知らずで、まじめな二人は、科学実験に立ち会う学者の様に、
みじんも淫らな様を見せないで会話を続けているのです。

ズボンを脱ぎ、ショーツを下ろして、浦上はかなり毛深い股間を夫人の前にさらしました。昼下が
りの塚原家のリビングルームの窓から、明るい日差しが差し込み、浦上の股間を余すところなくあ
らわにしています。それは幾分緊張しているようで、いわゆる半立ちの状態です。そして強い男性
臭が夫人の鼻孔を襲っています。バッグから老眼鏡を取り出し、夫人は至極真面目な表情でしげし
げとそれを見つめているのです。

「立派です・・。
私・・・、こんなモノを初めて見ました・・・」

夫である塚原氏や、結婚前に経験した数人の男性と比較して、浦上のモノははるかにすごいのです。
夫人はその実態を検証する本来の目的を忘れて、魅力的なその姿に見惚れているのです。

「では、失礼して、少し大きくしてみます」

浦上が右手で男根をしごき始めました。夫人が前にいるせいでしょうか、若い浦上のモノでも、な
かなか大きくならないのです。心配そうな表情で、今にもそれに手を出しそうな雰囲気を出しなが
ら夫人はその部分を凝視しているのです。

「ダメですね・・、
人前でこんなことしたことがありませんので、
思うように大きくなりません…」

浦上が弱音を吐いています。何事か決心したようで、夫人が彼に近づき、ソファーに座っている彼
の前に跪きました。そして、股間に顔を寄せて、いきなり男根を口に入れたのです。

「あぁ・・、お母さん…」

予期しない攻撃に浦上が慌てて悲鳴を上げています。それでも、男根は一気に反応して、ぐんぐん
と大きくなっているのです。
  
「ぷわぁ・・・、
凄い・・、これでは慣れない理恵では絶対無理…、
子供を産んだ私でも、自信が持てない…」

一気に膨張した男根が夫人の口を塞ぎ、息苦しさから男根を吐き出しています。それを手に取り、
そのずっしりした重さ、粘りつくような感触、指二本ではその半周分も握り切れないその太さを、
夫人はしみじみと味わっています。


[23] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(187)  鶴岡次郎 :2014/06/17 (火) 11:41 ID:eg3FUBOY No.2545
夫人はそこで口を止めました。そこから続く二人の絡みを予想していた千春は、女の情欲に溺れ、
禁断の行為に走った夫人の告白を聞かざるを得ない困惑と、すこし淫らな期待とわずかな嫉妬心を
抱きながら再び夫人が口を開くのを待っていました。

「そこまでだった・・・。
正直言って、欲しかったけれど・・・、
いくら何でも娘の夫と関係を持つ・・、
そんな獣のような真似はできませんからね・・」

そう言って、夫人は千春に寂しい笑みを投げかけました。千春も軽く頷いて夫人の意見に同意して
います。冷静に対処した夫人の行動に千春は内心で拍手を送っていたのです。

「私がそれ以上何もしないことを察知したのでしょう・・、
彼は大きくなったモノの始末にトイレへ駆け込み、
私はただ茫然とその場に座っていました・・・。

彼が洗面所から戻り、何やら呟いて頭を下げて、私の前から去りました。
それ以来、彼から連絡もなく、私からも連絡しませんでした。

三郎さんはこの日のことを理恵にはしゃべらなかったと思います、娘は私の破廉恥な行動を知らな
いと思います。それでも、何となく理恵に申し訳なくて、それまで頻繁に彼らの家を訪ねていた私
でしたが、その事件以降、彼女たちの家に行く気になれなかった。

私に会うのが辛いのでしょう、三郎さんは実家には来なくなり、理恵はもともと実家に寄り付くタ
イプでありませんでしたから、二人が実家を訪ねることはありませんでした。こうして、私の無分
別な行動が私と娘夫妻の間に決定的な壁を造ってしまったのです・・」

淡々と話していますが、夫人の瞳には涙があふれているのです。

「その後まもなく理恵の癌が見つかり、あっけなく、あの子は旅立ちました。結局、三郎さんとは
気まずい思いをしたまま今日まで来てしまったのです。彼が重度のEDに罹っていたなんて夢にも
思わなかった。あなたの話を聞いて初めて私は重大な過ちを犯したことに気が付いたのです。

私とのあの忌まわしい行為にまじめな三郎さんはずっと罪悪感を抱いていて、その罪を理恵に告白
する前に彼女が亡くなり、罪悪感の捨て場を失った三郎さんは一時的なEDに陥った。そうに違い
ないと私は思っています。

謝って済むとは思えませんけれど、もし機会があれば、直接三郎さんに謝りたい気持ちですが、今
となっては遅すぎます。私は生涯この罪を背負ってゆくつもりです。

でも・・、あなた出現で、三郎さんは5年間のEDから抜け出すことが出来た。もし、あなたと出
会っていなければ、三郎さんは一生EDのまま過ごすことになっていたかもしれないのです。そう
であれば、私の罪はさらに許しがたいものになり、私の命でも償いきれないものになっていたと思
います。

三郎さんの男があなたによって蘇ったことで・・・、
私もあなたに救われました・・・。
千春さんには本当に感謝しています・・・」

夫人の長い告白に千春はじっと耳を傾けていました。夫人が深々と頭を下げるとあわてて、千春も
頭を下げています。

「そう言っていただけると・・、
スケベーな私でも人さまのお役に立てることがあるんだと・・・、
少しホッとします…」

「スケベ・・、さすが千春さんは面白い言葉を使うのね・・、
そう・・、スケベーな千春さんの力で、
三郎さんも、わたしも・・、そして多分理恵も・・・、
救われたのよ…、すべてあなたのおかげよ…」


[24] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(188)  鶴岡次郎 :2014/06/18 (水) 16:13 ID:EB9E2l.A No.2546

夫人の告白を聞きながら、千春は自分が持っている情報を重ね合わせて、なぜ浦上が重度のEDに
陥ったのか彼女なりの分析をしていました。夫人は義母である身を忘れて破廉恥な行為を仕掛けた
自身の罪だと考えているのですが、千春は夫人のせいとは思っていないのです。夫人とのあの行為
をくよくよ悩み、それでEDに陥るほど、浦上は弱い男でないと思っているのです。このままでは
夫人が哀れだと思う気持ちが強くなり、千春の立場からそのことに触れるのは問題だと思いながら、
勇気を奮って口を開きました。

「奥様・・、三郎さんのEDのことですけれど・・、
奥様はご自分一人の責任だと思い込まれていますが、
私は、少し違う考えを持っています…」

「千春さん・・、
私のことを思って慰めていただけるあなたの気持ちはありがたいと思います。
三郎さんがEDになった原因は、あなたも気が付いているようですが、
おそらく、複数の要因が存在すると思います。
しかし、その中の一つが私の汚い行為であることは間違いない事実です。

彼の発症が私の責任だと言っても、それは私の気休めだけで、
今となっては、償うことも、謝ることさえも出来ないのです。

三郎さんのこれから先のことは千春さんにお願いするより他に手はないのです。
本当に申し訳ないのですが、彼のことをよろしくお願い申します・・」

「ハイ・・・・・」

千春は夫人に自身の意見を告げる気になったのですが、浦上のEDのことになると夫人はただ頭を
下げ、許しを請うかたくなな姿勢を崩さないのです。この様子では、この場で千春の分析結果を披
露しても、自身の罪だと思い込んでいる夫人が千春の言葉を正しく受け取らず、単なる慰めの言葉
と受け取る可能性が高いと考えたのです。慰めと誤解されると少し厄介なことになると思い、千春
は黙り通すことにしました。もし、夫人がそのことで深刻に悩み続ける様子であれば、機会をとら
えて、浦上から説明するのが一番だと千春はとっさに考えたのです。

千春の分析では、浦上のEDは夫人の破廉恥な行為のせいではなく、理恵との結婚生活を充実した
ものに出来ないまま、理恵と死別してしまったことに対して浦上は強い罪悪感を持ち、男として一
人の女を幸せにできなかったことに自信喪失した結果、重度のEDに陥ったと千春は考えているの
です。

客観的に見て、千春の分析結果に説得力があるように思えますが、本当のところは、どちらが正し
いのか、あるいはまったく別の要因が作用しているのか、良く判りません。

いずれにしても、これから先、よほどのことが起きない限り、千春はこの問題を自分から掘り起こ
すことはしないと覚悟を固めていました。今日、夫人が口にした事実全てを封じ込むつもりでいる
のです。


「あぁ・・、ご主人と三郎さんが迎えに来ています・・
女の長い立ち話に痺れを切らしたようですね…」

先に駅に着いていた塚原氏と浦上が歩み寄ってくるのを見て、千春が声を出し、男たちに手を振って
います。

「千春さん・・、今日は楽しかったわ…、
結婚生活を楽しんでくださいね…、
またお会いできるといいですね…
それと・・・」

塚原夫人が千春の耳に口を寄せて何事かささやいています。千春が口に手を当てて恥ずかしそうに
笑って夫人を見ています。『大物を食べ過ぎて、体を壊さないように・・・』と、夫人が囁いたの
です。

「それでは・・、またお会いできる日を楽しみに待っています・・。
奥様・・、ご忠告通り、大好物を食べ過ぎて体を壊さないように、頑張ります・・」

千春と塚原夫人はにこやかに笑みを浮かべて別れのあいさつを交わしました。


[25] フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(189)  鶴岡次郎 :2014/06/19 (木) 14:39 ID:4CZkjdzs No.2547

二人になった浦上と千春は自宅へ向う電車の中で、のんびりと会話を交わしていました。理恵の墓
参りを済ませたことで、結婚式前に済ませておくべき準備がすべて完了したのです。塚原夫妻には
結婚後、機会を見つけて挨拶をする予定だったのですが、図らずも理恵の墓前で出会うことになった
のです。塚原夫妻と良い出会いができ、夫妻に結婚の報告と別れの挨拶ができたのです。これで思
い残すことなく結婚式に臨めると・・、浦上は上機嫌でした。


また千春は塚原夫人からとっておきの告白を聞くことが出来て、それはそれで満足していました。
すべてが順調に進み、若い二人は充実感と幸福感でいっぱいになっていたのです。

「塚原夫人と随分楽しげに話していたね・・、
どんな話をしていたの・・」

「私のお店の事や、お客様のこと・・
ああ・・、それに、私の男性経験を聞かれた・・」

「へぇ・・、
夫人とは初対面だろう…。
そんなことまで話すんだ、
女の人は凄いね…、
・・で、何と答えたの・・・」

「正直に言ったわ・・、
三郎さんが初めての人でないことも、
三郎さん以外の男性を複数知っていることまで話した」

「塚原夫人は驚いただろう・・」

「そんなに驚いていなかった・・、
私を見て、この女はある程度、経験を積んでいると判っていた様子だった。
そして、経験が豊富なことはいいことだと、笑って、励ましてくれた・・。
アッ・・、そう、そう・・、早く子供を作れとも言われた・・」

「子供をね…」

浦上が遠くを見る表情をしていました。彼の表情を見て千春には感じるものがあったのですが、そ
のことを無視して、陽気に次の言葉を出しました。

「私・・、
頑張りますと答えた…
子宝に恵まれたら、真っ先に連絡するとも言った…」

「夫人は・・、理恵のこと・・・、なんか言っていたの・・」

「理恵さんのことはお互いに意識して、話題にしなかった・・」

「そう・・、そうだったの・・」

「いい人達ね・・、理恵さんのご両親・・」.

「うん・・・」

それ以降、二人が理恵のことを話題にすることはありませんでした。


[26] 新しいスレへ移ります  鶴岡次郎 :2014/06/19 (木) 14:43 ID:4CZkjdzs No.2548
新しい章を立て、新スレへ移ります。ジロー


掲示板に戻る /戻る /全部読む /前10 /最新10 /削除依頼 /▲トップ
処理 記事No パスワード


お名前 *必須 *トリップ可
E-Mail
タイトル
コメント
パスワード (投稿文の削除や修正時に使用します。英数字で8文字以内)
文字色
  

・新規スレッド作成は鶴岡次郎限定です!新規スレッド作成にはパスワードが必要です。(※レスは自由に投稿できます)
・投稿前に、必ずTOPページの「初めに読んでね」をご覧いただき、全ての内容をご了承の上で投稿してください。
・氏名、住所、電話番号、勤務先等プライバシーが侵害されるような内容を含む記事等の投稿は厳禁です。(即時削除)
・日本の法律に違反するような投稿は厳禁です。(即時削除)
・他人を誹謗中傷する投稿は厳禁です。(即時削除)
・誹謗中傷には大人の良識に反するような「汚い言葉」等も当然含まれます。
・規約違反や違法な投稿を発見した場合に、レス投稿で攻撃することは厳禁です。(即時削除)
・規約違反や違法な投稿を発見した場合は、管理人宛に削除依頼等でご連絡ください。
・この掲示板は体験談や小説、エロエロ話等を楽しんでいただくための掲示板ですので、募集を目的とした投稿は厳禁です。(即時削除)
・投稿文冒頭から「メールをください」等の記載がある等、明らかに募集目的のみと思われる投稿も厳禁です。(即時削除)
・ただし、レスの流れの中でメールのやり取りをするのは全く問題ありません。
・ご夫婦、カップルの方に限り、交際BBSと組み合わせてご利用いただく場合は、全く問題ありませんのでドンドンご利用ください。
・なお、交際専用BBSにスレッドを作成できるのはご夫婦、カップルの方のみですのでご注意ください。
・お手数ですが、交際専用BBSと画像掲示板とを組み合わせてご利用いただく場合は、必ずその旨を明記してください。
 【例】「交際BBS(東・西)で募集している〇〇です」、または「募集板(東・西)の No.****** で募集している〇〇です」など。
・上記のような一文を入れていただきますと、管理人が間違ってスレッドを削除してしまうことが無くなります。
・万一、上記内容に違反するような投稿をされた場合は、妻と勃起した男達の各コーナーのご利用を制限させて頂きますでご注意ください。
・当サイトは安全で安心できる楽しい「大人のエロサイト」です。腹を立てるのではなく、楽しくチ●ポを勃ててくださいネ!