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二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人
現在のレスは19個です
1 スレッドオーナー
鶴岡次郎
2013/02/01 (金) 11:23
No.2310
しばらくお休みをいただいておりました。あまり長く筆を置くと書き出すのに時間がかかること
も判りました。投稿ペースが以前の調子に戻るまで少し時間がかかりそうです。ゆっくりと始動
することにいたしました。よろしくご支援ください。

今回は二丁目にある高級マンション、『フォレスト・サイド・ハウス』に住む女性を中心にした
省略・・ここ
2 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人達(2)
鶴岡次郎
2013/02/04 (月) 15:36
No.2312
ふんわりとスカートを浮かしてベンチに座った時、女の香りがファーっと立ち上がり、ベンチに
座っている男性の身体を被うように取り囲んでいます。女性は誰でもそれなりの香りを持ってい
るのですが、由美子の場合はその香りがかなり印象的で、男なら一度その香りを嗅ぐとその虜に
なるのです。いわゆる男心を迷わすフェロモンの香りが強いのです。

省略・・ここ
3 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(3)
鶴岡次郎
2013/02/06 (水) 13:06
No.2313
男性に身体を向けて、それが二人きりで話をする時の由美子の癖・・、癖と言うより本能的な習
性なのですが、ほとんど顔が接するほどに近づいて、相手の瞳の奥を覗き見るようにして話して
いるのです。温かく、心地よい由美子の呼吸の香りが男の鼻腔を刺激しています。フェロモン
リッチな体臭と暖かな呼気の香りに包まれて、それだけで、男性は由美子にスッカリ気を許して
います。
省略・・ここ
4 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(4)
鶴岡次郎
2013/02/10 (日) 14:45
No.2316
「おせっかいな女と思いでしょう・・・・、
主人はいつもそう言って、私のことを笑います・・・・
でも・・、こうしてお近づきになれたのですから
私で良かったら、お話しいただけますか・・・。
私なんか・・、悩み事を抱えた時、他人に話すだけで・・、
省略・・ここ
5 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(5)
鶴岡次郎
2013/02/11 (月) 13:00
No.2317
「由美子さん・・、いらっしゃい・・・
アラ・・、そちらは・・・」

噂の男性を連れて現われた由美子を見て、愛は眼を丸くしていました。

省略・・ここ
6 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(6)
鶴岡次郎
2013/02/12 (火) 13:48
No.2318
「心当たりを探しまわりました。学生時代の友人、実家、親戚などあらゆる伝を求めて連絡を取り
ました。彼女は一人娘で、両親は既に亡くなり、彼女の父親はいわゆる転勤族で、彼女には故郷と
呼べる地が無いのです。実家のある福岡は父親の最期の勤務地で、親類縁者はその地にはいないの
です。それだけに彼女が駆け込む先は限られていると思いました。直ぐに見つかると最初は高を
括っていたのです。
省略・・ここ
7 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち
鶴岡次郎
2013/02/14 (木) 11:51
No.2321
「数年前、妻は両親からかなりの財産を相続して、これからの生活には困らないだけのものを妻
名義で所有しております。私が居なくても経済的には妻は困らないのです・・」

「そうでしたか・・・、
ご両親から財産を相続されているのですか・・・。
省略・・ここ
8 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(8)
鶴岡次郎
2013/02/18 (月) 11:11
No.2322
すっかり気を落としてうな垂れている佐原を目の前にして、由美子は決意を固めていました。

〈私の考えが間違っているかもしれないけれど・・・、
落ち込んでいる佐原さんを元気付けることが出来るのは私しか居ない・・・〉

省略・・ここ
9 二丁目、フォレスト・サイド・ハウスの住人たち(9)
鶴岡次郎
2013/02/19 (火) 15:18
No.2323
2322(1)

由美子の情熱的な言葉を聞いて佐原は当惑と、それを越える感動を噛み締めていました。今日
会ったばかりの男の言葉を全て信じて、ためらいもなく女心の優しさを全開にして、女の情(な
さけ)を惜しげもなく由美子は降り注でいるのです。確かに、イケ面の佐原ですから、これまで
省略・・ここ
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