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一丁目一番地の管理人〈その28〉

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2012/04/07 (土) 15:52 ID:/dYMb/4M No.2214
圧村和夫を撲殺した犯人が遂に逮捕されました。事件発生から約8ヶ月経過しておりました。当
初有力容疑者とみなされていた竹内寅之助は何者かの夜襲を受けて大怪我をしました。竹内は犯
人の心当たりがあるようですが、警察にはそのことを告げませんでした。

立花管理官が指揮した土手の森殺人事件はこれでめでたく解決したのですが、警察庁の伍台参事
官が関心を持つ売春組織は依然としてその全貌が闇に包まれたままです。竹内と敦子が何らかの
秘密を握っていると伍台は考えているのですが、いかに伍台でも、殺人犯の疑いが消えた二人を
これ以上調べることはできません。またしても、伍台は真の悪を逃がしたのでしょうか・・。  

一方、竹内を襲った相手はどうやらヤミ金組織が放った手の者のようですが、これで、竹内と敦
子の逃避行は終わりになるのでしょうか、それとも新たな展開があるのでしょうか、相変わらず
ゆっくりと語り続けます。ご支援ください。

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その
11)』の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきま
す。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字
余脱字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるよう
にします。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した記事を読み直していただけると幸
いです。

  ・ 文末に修正記号がなければ、無修正です。
  ・ 文末に(2)とあれば、その記事に二回手を加えたことを示します。
  ・ 1779(1)、文頭にこの記号があれば、記事番号1779に一回修正を加えたことを示します。
                                      
                                      ジロー


[12] 一丁目一番地の管理人〈403〉  鶴岡次郎 :2012/05/06 (日) 13:32 ID:De6rmYmo No.2228
この時以来、二人の間に微妙な風が流れるようになったことは否めません。そして、竹内が夜逃
げすることになった時、敦子の背中を押したのも、二人の間に発生したこの微妙な感情だったの
です。

安易な道を選んで敦子を人身御供に差し出した罪の意識を、敦子が去って以来、朝森はずっと抱
き続けているのです。その気持があるからこそ、竹内と一緒に逃げた敦子を朝森は何時までも待
ち続けることが出来たのかもしれません。

一方敦子は竹内の言いなりになりながら、次第に竹内との生活に溶け込んでいたのです。



「・・そうですね、男と女、どんなに思い合っていても、カラダの関係が切れると疎遠になりま
すね、逆にそれほど好きでなくても、カラダの相性がいいと、女はダメですね・・。その男から
離れられなくなるものですね・・」

「アラ・・、敦子さん・・、真に迫った感想ね・・・、
何か・・、身に覚えがあるの・・、
でも・・、いつも言っているように、お客様には特別の感情は持ってはダメよ・・」

数ヶ月ほど遡ったある日、ここは桜子の事務所で、その月の売春手当てを受け取るために敦子は
会社が終わった後この事務所へやってきたのです。いつものように男と女の生々しい体験話にな
っているのです。

「いえ・・、ご心配なく、お客様には惚れたりしません・・・、
でも・・、最近チョッとしたことがあって、主人の元を離れているのです・・。

中年過ぎの男性に少し脅されて、一緒に暮らしています。
最初は彼の玩具になるのがたまらなく嫌でしたが、
毎日、変態的な愛撫にさらされていると、それが普通になって・・、
いまでは・・、それが楽しみで、
もう・・、彼無しでは暮らせなくなりました・・・・
女って・・、本当にスケベな動物ですね・・・

この間も・・、寝室で十分抱き会った後、
下着も着けないで、ワンピース一枚で外へ連れ出されて、近くの河原へ行った。
河原の土手にはかなりのカップルが集まっていて、その中で真っ裸にされて・・・、
私・・、もう・・、夢中・・になっていました・・」

決して桜子に救いを求めたわけではなかったのです。むしろ、充実している性生活のお惚気話を
桜子に聞かせるつもりだったのです。桜子の表情がそれと判るほど変わっています。

「敦子さん・・、
裸で抱き合った話はもう、いい・・
それよりも、その竹内と言う男、何処まで知っているのかしら・・」

少し上気した表情で、竹内との情事を得意そうに話している敦子の口を桜子が邪険に止めました。
そして、最期の言葉を独り言のように呟いて、桜子は目の前に居る敦子を無視して、自分の世界
に入り込んでいたのです。

組織の秘密を部外者に知られた。まさに桜子にとっては最悪の事態が発生していたのです。この
失態が組織上層部に知られると、組織の幹部にまでのし上がっている桜子の立場は一気に落ちま
す。

「敦子さん・・、なんでもっと早く知らせてくれなかったの・・
いいわ・・、敦子さんはそのまま今の生活を続けてちょうだい、
それでも、何か変化があったら、必ず知らせるのよ・・」

まずい事をしゃべってしまったと、敦子は反省をしていましたが、この時点でも、本当の意味で
桜子の気持ちを敦子は理解していませんでした。そして、お金を受け取り、逃げるように桜子の
事務所を後にしました。後に残った桜子は一人何事が考えに耽っていました。そして、20分近
く考え込んだ後、ケイタイを取り出し、長い間、相手と話をしていました。

こんな場合、通常なら組織の上層部に相談して対処方法を決めるのですが、桜子はこの程度なら
自身の裁量で極秘裏に処理できると踏んで、かねて知り合いの圧村和夫に命じて、竹内に脅しを
かけたのです。後になって考えると、桜子のこの判断が甘かったのです。彼女の犯した過ちが真
黒興産の屋台骨を揺るがすことになるのです。


[13] 一丁目一番地の管理人〈404〉  鶴岡次郎 :2012/05/07 (月) 10:47 ID:QSmHqQf2 No.2229

敦子を手に入れて、有頂天になって新婚生活を楽しんでいる竹内のところへ、圧村和夫が突然訪
ねてきました。その道のプロである圧村の脅しに竹内は一も二もなく屈しました。慰謝料として
要求された100万円も言われるまま工面して差し出すことにしたのです。おそらくこの100
万円は桜子の懐に入らず、圧村の収入になるものだったと思われます。

竹内が100万円を差し出し、敦子を開放する・・、ここで終わっていれば、敦子がアパートに
戻り、朝森と敦子は以前のままの生活を続けることが出来たのです。また、桜子の売春組織も安
泰だったのです。そして、真黒興産は竹内の取引銀行に圧力をかける必要がないわけですから、
竹内は苦しい中、頑張り通し、会社を持ち堪えることが出来た可能性が高いのです。

しかし、人の世には意外な落し穴がいつも待ち受けています。竹内が差し出した100万円が土
手の森殺人事件を誘発したのです。圧村和夫が殺され、竹内が工面した100万円は奪われまし
た。そして、偶然とはいえ、何かに導かれるように、敦子が死体の第一発見者になったのです。


買春組織の秘密が竹内と敦子から漏れるのを防ぐ目的で、真黒興産が動きました。売春組織を解
体することを決め、その時間稼ぎの意味で竹内と敦子の身柄を一時隠すため、取引銀行に圧力を
かけ、竹内への融資を打ち切らせたのです。銀行からの融資を断たれた竹内商事は倒産に追い込
まれ、竹内は真黒興産が描いた筋書き通り、夜逃げすることになりました。敦子が竹内に付いて
行かなければ、事態は少し変わっていたのですが、彼女は逃避行の道を選んだのです。こうして、
この土手の森殺人事件は人々の運命を大きく狂わせることになったのです。

「竹内さんはあなたに酷いことをしたと謝っていました。これからは、過去を忘れて露天商の親
父として、人生を楽しむと言っていました。そんな彼にマンションは不用だから、売るなり、そ
のまま使うなり、好きにしてくれと言っていました。

勿論、私はこれを受け取るのを拒否しましたが、彼は聞き入れてくれませんでした。考えたので
すが、私はともかく、あなたにはこれを受け取る資格があると思います。必死で守った財産を竹
内さんはあなたに受け継いで欲しいのだと思います」

「判った・・、
しばらくはこれを預かることにしよう・・、
将来、竹内さんがこれを必要とするようになった時は、黙って返却することにしよう・・。

ところで、もう一通の封筒は・・・、
ああ・・、これは・・、竹内さんが持っていた敦子のアレか・・・」

以前竹内から見せられていて、その封筒の中に、敦子が高級コールガールをしていた事実を暴く
証拠の品、探偵が撮影した写真と報告書が入っているのです。

「ハイ・・、
このことではどのような申し開きも出来ないと、
竹内さんはただ頭を下げていました。
私達の手で、処分して欲しいと託されました・・」

「う・・・ん、こんな形でこの品と再会するとは・・・・。

竹内さんからこの証拠を見せられ、敦子の隠された秘密を教えられ、脅された時、本当にびっく
りした。そして、その時、敦子に裏切られたとの思いが強く、自分の立場ばかり考えて、お前を
守ることを忘れていた。竹内さんの要求に対して、僕はもっと強く抵抗すべきだったと後になって
随分と後悔した。お前を竹内さんに差し出したことを申し訳なく思っている。

あの時の僕は男の風上にも置けない奴だと、今でも自己嫌悪している・・・」

朝森が深々と頭を下げています。悲しそうな表情を浮かべ敦子が朝森をじっと見つめています。
竹内の脅しに屈したことは、朝森にとっても、敦子にとっても、決して思い出したくないことな
のです。


[14] 一丁目一番地の管理人〈405〉  鶴岡次郎 :2012/05/15 (火) 12:29 ID:kfA5WQT2 No.2230
「僕のこと酷い男だと思っただろう・・・、
捨てられて当然の男だよな・・・・」

「・・・・・・・」

何か言わなくてはと思っているのですが、敦子は何も言えないのです。ここで恨みの言葉でも出
すことが出来れば、敦子は勿論、朝森も救われるのですが、敦子はそれさえ出来ないのです。自
身の傷跡をそれぞれに自分で舐めることしか出来ない二人は、そのまま黙って下を向いていまし
た。


朝森がゆっくりと口を開きました・・。過ぎたことを何時までも悔いていても、何も進展はない
と朝森は考え直したようです。すっきりとした表情に戻っています。

「ところで・・・、
あの組織とは・・、今も縁が切れていないのだろう・・・」

二人にとって大切な問題が未だ未解決であることに朝森は気が付いたのです。竹内とのことは解
決しても、敦子は売春組織から開放されていないはずで、むしろその問題がより重要であること
に改めて朝森は気が付いているのです。

「安心してください・・。
アノ稼業から足を洗うことが出来ました・・」

「エッ・・、本当なの・・・・
良く判らないが、一度その道に足を踏み入れると、金輪際、抜け出すことは難しいと聞いてい
るが、この先、組織から呼び出されることはないのか・・」

「貴方が言うように、アノ組織から抜け出すことが難しいのは確かです。私も組織の仕組みが判
るにつけ、あの組織から逃げ出すことは、永久に不可能だとあきらめていました。

それが、意外なことに、会社はあっさり私を開放すると言ってくれました・・。
それどころか、退職金を50万円もくれたのです・・・。

余談になりますが、この50万円は一文無しで夜逃げした竹内さんと私にとって、天からの授か
りものに近い貴重なお金になりました」

驚きの表情で朝森が敦子を見つめています。そんなことがあるはずがないという朝森の表情なの
です。敦子が微笑を浮かべて何度も頷いています。

敦子が売春組織に囲い込まれた事実は拭いがたい傷跡を二人の心に残しているのです。この問題
がクリアーされない限り、二人の仲が元に戻ることはないと二人は思っているのです。そして、
この問題を解決するのは難しく、しばらくは敦子の売春行為を黙認して、時が解決してくれるま
で一時的に棚に上げて、二人の生活を続けようと、朝森は悲壮な決意を固めているのです。それ
だけに、敦子が組織から開放されたと聞かされても、そのまま鵜呑みにできない朝森なのです。

「あなたが疑うのはもっともです・・。私だって、組織から開放すると聞かされた時は、何か裏
があるはずだと疑いました。しかし、やがて、ことの真相が判ったのです。あの土手の森殺人事
件が勃発して、私が第一発見者になり、警察と深く接触することになりました。この事実が私に
幸運を呼び込んだのです・・」

朝森を見つめる敦子の瞳に涙が溢れています。朝森は戸惑いの表情を隠しきれません。

「警察から最初の事情聴取があった直後、組織の一員が私に接触してきました。てっきり新しい
仕事の話だと思っていたところ、買春組織から抜けるよう要請されたのです。勿論願ってもない
ことだったのですが、とても言葉通りには信じられなくて、私はその男の真意を探っていました。

男はさらに言葉を続けて、売春行為とその組織に関して一切口を封じることを条件にして、私の
身柄を解放してもいいと、言ったのです。どうやら、殺人事件の第一発見者となった私は、組織
にとって危険な人物になっていたようなのです・・」

「そうか、そんな経緯があったのか・・・・」

半信半疑ながら、敦子が足を洗えたことを朝森はようやく信じ始めていました。〈1〉


[15] 一丁目一番地の管理人〈406〉  鶴岡次郎 :2012/05/18 (金) 10:57 ID:ED/uktXY No.2231
2230(1)

「組織もお前の口を恐れているのだな・・
それはそれで別の心配があるが・・、
ここまで何を起こらなかったのだから・・、
その心配はないか・・・」

独り言のように呟き朝森は何か思いにふける仕草を見せていましたが、直ぐに平静を取り戻し、
笑みを敦子に向けました。

「あの仕事から完全に足を洗えたことはこの上ない良いニュースだ。
ひとまずはこれで安心だ・・・。
しかし、この先、組織が約束を守らない懸念が少しでも出たなら、
思い切って警察に出向いて全て話すべきだと私は思っている。

警察に話すことで、ことが公になり、僕が職を失うことになっても、
お前を守るためなら、そんなこと、僕は何とも思わない・・。

もう・・、逃げるのはよそう・・、
お前さえ側にいてくれれば、他に何も要らない・・・」

「ありがとうございます。
こんな私に、そこまで言っていただけるなんて・・、
お礼の言葉もございません・・・」

深々と頭を下げて敦子はその姿勢のまま頭を上げることが出来ませんでした。竹内から脅かしを
受けた時、どうして、もっと強く出てくれないのかと、朝森を恨んだこともありました。夫との
仲がそれだけの関係なら、朝森と切れても悔いはないと自身に言い聞かせたこともあったのです。


「元はといえば、誰が悪いのでもなく、全て私が悪いのです。
綺麗だとか、スタイルがいいとか煽てられて、軽い気持でその道に入ってしまって、気がついた
らがんじがらめに縛られて、組織の一員になっていました。
逃げたくても、売春婦である事実を世間にばら撒くと脅されると、どうにもなりませんでした。
完全に私は籠の鳥になっていたのです。

一方、今回のことで気が付いたことがあります。会社は秘密組織の実態が警察の手で暴かれるの
を、酷く恐れていました。私自身、組織の実態はほとんど知らされていませんが、それでも私か
ら組織の秘密の一端が漏れ出すことを会社は極端なまでに恐れていたのです。

・・・ということは、私は組織の生命線を握っているのだと、気がつきました。
いえ・・、正確に言うと、露天商の仲間である君江姐さんから、そのことを教えてもらったので
す・・」

君江には心を許し、全てを話していた敦子です。組員を夫にしていた経験を持つ君江には、組織
の弱点が見通せたのです。

「売春婦である事実が組織の手で暴かれるのを敦子さんが恐れているように、
敵もあなたが握っている組織の秘密が洩れるのが恐いはず・・、
50万円を出したのはその口止め料だよ、お互い相手の弱点を握っているのよ・・。

だから、そんなにおびえる必要はない・・。
ただ、組織は本当に恐いから、決してこのことは誰にも言わないことだね、
私も今日聞いたことはすべて忘れることにする・・。

警察に行くのは、最期の、最期・・・、
本当に追い詰められて、どうにもならなくなった時だよ・・。

まァ・・、状況から見て、敵もむやみなことはしないと思う・・、
一生口を閉ざす覚悟でいるのが賢明だと思う・・」

君江はそう言って、それ以降、このことには一度も触れたことが無いのです。


「そんな事情ですから、組織と縁が切れたのは確実だと思います。
もし、万が一にも、これから先、組織から呼び出しがあるようでしたら、
今度こそ、私は迷わず警察に出向きます・・」

やや蒼白な表情になり、敦子は朝森をしっかり見つめて話しています。彼女の固い決意が朝森に
も十分判った様子です。

「敦子は強くなったね・・、
これから先、何が起きても、二人で頑張れば、何とかなるよ・・。

考えてみれば・・、
組織から足を洗えたのも竹内さんのおかげだといえる。
その意味でも、竹内さんにはお礼を言わなくてもいけないね・・。

大きな遠回りをしたけれど、
僕達、ようやく、本当の結婚生活のスタートラインに着いたのだね・・」

「・・・・・・」

敦子が黙って朝森を見つめて、なんども何度も頷いています。


[16] 一丁目一番地の管理人〈407〉  鶴岡次郎 :2012/05/22 (火) 12:50 ID:iG2ami12 No.2232
「健チャン・・・」

帰宅して以来はじめて朝森を愛称で呼んでいます。結婚以来、いつもそう呼んでいたのです。

「私・・、
40歳を前にして、普通の女が決して経験しないことを一杯やってきました。
もし、こんな私を許していただけるのなら・・・、

私・・・、これからは普通の女に戻ります。
あなたの子供を作り、いい母親になります。

いろいろ経験した生活の中でつくづく思い知らされました。
普通の生活が一番楽しく、大切だと思うようになっています」

敦子の言葉に朝森が驚いています。

「そうか・・・、
敦子もそう考えるようになっていたのか・・」

それ以上言葉が続かないほど朝森は感動していたのです。敦子をじっと見つめる瞳に涙が浮かん
でいます。

「お前が家を出て以来、私はお前と私の関係を考え抜いた・・・。

夫婦とは何か・・、
私が敦子に求める物は何か・・、
そして、一番大切なことだが、
奔放な生き方に慣れた敦子が受け入れることが出来る生活とは何か・・・

いろいろ考えたが、これと思う答えは見つからなかった・・・
それでも、私は敦子と暮らす道を選び、お前を待ち続けた・・・。

そして、お前が戻ってきた・・
私はお前の元気な姿を見た時、決心を固めた・・。
何の迷いもなかった・・・。

敦子と一緒に暮らすことが一番大切で、そのことのためなら全てを犠牲にしても悔いはないと
思った。そして、無理にお前の行動を縛らないで、あるがままに受け入れることを決めていた」

「・・・・・・・」

今度は、朝森の言葉に敦子が返す言葉を失っていました。

「実を言うと、僕の本音をいえば、
お前に奔放な生き方を棄てて欲しいと思うようになっていた。
しかし、それは僕の口はからは絶対言えないことだった。
お前にそんな奔放な生き方を教えたのは僕なのだから・・・、

正直に言おう・・、僕達は普通の夫婦関係は作らないと、妙に気取った気になって、刺激を求め
てスイングやスワップをやっていたが、僕はその興奮の中にいても、いつも満たされない、心寂
しい思いだった・・。その頃から、僕は別のものを求め、探していたと思う・・。

今日・・、会社から帰ってきた時、部屋に明かりが灯っていて、
キッチンから良い匂いが流れてきて、お前が玄関で出迎えてくれた・・。

その時判ったのだ・・・、
これこそが僕が求めているものだと判った・・・。

お前が普通の生活に戻りたい、それが一番だというのを聞いて、
まさに僕が求める生活もそれだと思った・・・。

その一方で、奔放に他の男とセックスする生活から敦子は抜け出せないはずと、
僕は覚悟を決めて、そんなお前を受け入れて、一緒に生活をするつもりだった・・・。

まさかお前がそこまで考えるようになっているとは、
正直言って驚きだよ・・・。
勿論、うれしい驚きだが・・・。

それにしても・・、
何がそれほどまでにお前を変えたのだろう・・・・
いや・・、誰がお前をそれほどまでに成長させたのだろう・・・」

その疑問の答えは判っているようで、最後の言葉を独り言のように言って、朝森が敦子の瞳の奥を
覗き込んでいます。いたづらっぽい笑みを浮かべて敦子が朝森に挑戦的な視線を向けています。

「あなたが考えているように、竹内さんとの生活が私を変えたのです・・。
逃げ回りながら、私達は獣のように交わりを続けていました。
それだけが、この世に生きている証だと、二人は考えていたのです。

正直に申し上げます。
私はあなたのことも、会社のことも、両親のことも全て忘れて、
竹内さんとの交わりに埋没していました・・・

あの頃の私達は、人間ではありませんでした・・。
まるで、獣(けもの)そのものでした・・・・・」

少し紅潮した表情で、それでも視線を朝森に向けたまま、敦子は話しています。(3)


[17] 一丁目一番地の管理人〈408〉  鶴岡次郎 :2012/05/23 (水) 11:31 ID:0Cuj1U3A No.2233
2232(3)


「君江姐さんのことはお話しましたね・・、
ヤクザの旦那様に先立たれて、一人で鯛焼き屋を切り盛りしている方です。
その方に可愛がられて、私は何でも彼女に相談していました・・。

あの方に言われた、一言で私は目が覚めたのです・・・・

以前の私であれば、聞き流した言葉でしたが、
獣のような生き方をしていた私だからこそ、
君江姐さんの言葉が身に染みたのだと思っています・・・」


Uの回状を受け取った的屋の組長の計らいで、竹内と敦子は露天商の仲間入りをしました。慣れ
ない仲間との集団生活をするようになって一ヶ月を過ぎ、竹内と敦子はそれまでのセックスに明
け暮れた、すさんだ生活から徐々に立ち直り、やっと人間らしい生活に戻りつつあったのです。

そんなある日、君江が敦子を遅い夕食に誘い、近所の蕎麦屋に二人で入ったのです。

遅い時間で客は敦子たち二人きりでした。店の主人と君江は顔なじみですから、店の暖簾が取り
入れられた後も二人は飲み続けることが出来ました。その時間、竹内は仲間の露天商と宿舎であ
る安宿で焼酎を飲んでいたのです。

「敦子さん・・・、私達の生活に少しは慣れたようね・・・。
あなたを見ていると、若い頃の私が思い出されて、苦しいの・・、

少し私の話を聞いて欲しい・・・」

その時、君江は50歳を越えていて、仲間内では組長に次ぐ力を持っていて、押しも押されもし
ない地位を固めていたのです。

君江は元々、平凡なサラリーマンの妻でした。子供の居ない平凡な家庭にやや飽きが出始めてい
た頃で、毎日のように君江はあてもなく街へ出ていました。周囲を圧倒するような美貌に恵まれ
ていたことも災いを招きました。街で偶然出会った組員の魅力にひきつけられ、君江はズルズル
と堕ちて行き、離婚、そしてヤクザの情夫になったのです。

ヤクザの夫はそれなりに君江を大切にしたのですが、君江が40歳の時、仲間内の抗争であっさ
りこの世を去ったのです。

「ヤクザの夫が亡くなった直後、一度だけと、自分に言い聞かせて、
元夫の家庭を覗きに行ったことがある・・。
小さな庭で、二人の幼子と一緒に遊んでいる彼を見た・・・。
私が座るはずだった彼の側には可愛い奥さんが居た・・。

その夜、自棄になった私は、街で会った男に、手当たり次第に声を掛け、
見知らぬ男達に次々と抱かれた・・・。
何人もの男に抱かれても、ほとんど感じなかった・・・。

そんな私を救ってくれたのが、先代の組長・・・。
その頃、彼は60に手が届いていたはず。
街で声をかけてきた私をじっと見つめて、ホテルに黙って付いてきた。
彼は、私を抱かないで、話を聞いてくれた・・・」

それから間も無く、君江は露天商の仲間に加わり、それ以来、自棄になることもなく露天商を続
けているのです。


[18] 一丁目一番地の管理人〈409〉  鶴岡次郎 :2012/05/24 (木) 15:46 ID:32JccgU2 No.2234

「敦子さんを見ていると不安を感じる・・・、
確か、ご主人が嫌いで別れたのではないと言っていたわよね・・。

竹内さんとは何かの弾みで一緒に暮らすようになり、
彼と生活することが、与えられた自分の運命だと受け入れている。
しかし、これで良いのかと思うことはあるはずね・・。

そして、竹内さんとのセックスに埋没することで、
全ての問題を忘れようとしている・・。
昔の私と同じ状態だよ・・・。

二人が今の生活をいつまでも続けることは難しいと思う。
10年先、あなたは女盛りを迎え、竹内さんは老境に入る。

そんな時、きっと二人は後悔すると思う・・。
多分、竹内さんの後悔の気持は、あなたのそれよりもより深刻だと思う。

少しでも、今の生活に疑問を持つようなら、
思い切って、今の生活から抜け出し、元の生活に戻るか、
新しい生活にチャレンジする道を選んで欲しい・・・。

あなたは若い、しかし、その若さはいつまでも続かないことも確か、
決心するなら早い方が良い・・・。

今では、私自身、後悔の気持ちは薄れたけれど、
私の目に焼きついたあの光景、
元夫家族の楽しい光景は一生忘れることが出来ない。

女にとって、夫や子供と一緒に平凡に暮らすことが、
一番幸せな生き方だと、あの時感じた・・。
この気持ちは今でも変わらない・・・。

敦子さんには、私とおなじ後悔をさせたくない、
ダメかもしれないけれど・・、
元の鞘には戻れないかもしれないけれど・・、
あきらめるのではなく、逃げるのではなく、人生に挑戦して、
打ちのめされても、最期まで頑張る道を選んでほしい・・」

君江の言葉は敦子の心を揺さぶりました。この時を契機に、結婚、妻の立場、夫のこと、そして
女の一生について敦子は深く考えるようになったのです。


「君江姐さんに諭されて、
私は目が覚めた思いになりました。

10年先、20年先を考えた人生計画を私は何も持っていなかったのです。
私と同年代の女達が、子育てで苦労している時、
私は、竹内さんとの情交に溺れ、明日のない生活を続けていたのです。

これではダメだと思いました・・。
竹内さんとの生活を続けるにしても、止めるにしても、
自分自身に責任が持てる生活をするべきだと思い始めたのです・・」

「・・・判った・・。
良く判った・・、良く決心してくれた・・。
それ以上聞かなくても、よく判った・・。

君がいない間、考え抜いて出した僕の結論も君と一緒だ。
今日から、僕達の本当生活がスタートするんだよ、

今日は僕達の結婚式だね・・・、
・・ということは・・、
今夜は初夜ということか・・・・」

朝森がにんまりと笑って、敦子を見ています。敦子が椅子から立ち上がり、朝森の膝の上に腰を
下ろし、眼を閉じて、唇を差し出しました。それから先、二人に言葉は不要でした。肩を抱き会
い、二人は寝室へ向かいました。


[19] 一丁目一番地の管理人〈410〉  鶴岡次郎 :2012/05/25 (金) 14:36 ID:kxRVycgk No.2235

「貴方に謝らなくてはいけないことがあります・・・。
私・・、アソコの毛が無いのです・・・」

朝森の熱いキッスから解放されて、彼の手が直に乳房に触れるようになった時、敦子が朝森の手
を遮り、真っ直ぐに彼を見つめて囁きました。驚いた表情で朝森が敦子を見ています。

「あの人が・・、無い方が好きだと言うから・・、
スミマセン・・・・、全部剃り落としています・・・」

朝森の右指がその部分に伸び、その事実を確かめています。

「僕も・・、この方が好きだよ・・」

「ああ・・・、うれしい・・」

「お前が剃ったの・・、
それとも・・、
竹内さんが、やったの・・」

「ああ・・、スミマセン・・・。
剃るのはあの人の役割で・・・
一週間に一度ほど・・・、丁寧に剃ってくれました・・・」

「そう・・・、
一週間に一度か・・」

ベッドの上で、身体を一杯に開いて竹内にソコを剃らせている光景を朝森は思い描いていました。
激しい嫉妬心が湧き上がっていますが、その想像は朝森にある種の快感を与えていました。

「股の間に頭を埋めて、
ここに息がかかるほど顔を近づけて、
竹内さんはこの作業をやったのだろうな・・・、
剃った後、丁寧に、唇と舌で嘗め回したのだらうな・・」

「・・・・・・・・」

頬を赤らめて敦子は無言のまま朝森を見つめています。その無言が肯定を意味していました。

「ああ・・・、悔しい・・・」

笑みを浮かべた朝森が明るい口調で言っています。

「・・スミマセン・・・・」

「次は僕が剃るんだね・・・」

「ハイ・・、よろしくお願いします・・」

「竹内さんに負けないよう頑張るよ・・、
しかし、モノの大きさではとても敵わないからな・・・
僕の取得は・・・・」

「ムム・・・・・・」

更に言葉を続けようとする朝森の口を、敦子の口が塞ぎました。同時に彼女の右手が朝森の股間
を探り、確かな塊を確認していました。そして、彼の右指が深々と亀裂に埋もれていました。息
苦しくなったのか、敦子が白い喉を天井に向けて、喘ぎ声を上げています。朝森がこぼれた乳房
に唇を押し当てています。


[20] 一丁目一番地の管理人〈411〉  鶴岡次郎 :2012/05/27 (日) 11:58 ID:LQ9SHJXw No.2236
「ああ・・・、
未だあなたに隠していることがあります・・・。

私・・・、ああ・・・・
ラビアピアスをしていました・・。

多分・・、その跡が判るかと・・・・・。
片側に3ヶ所、併せて6個・・・」

「・・・・・」

出来ることなら言いたくないと思っていたようですが、バレてしまってから言い訳をしたのでは、
せっかくここまで持ってきた朝森の気持を損なうことになると思ったのです。敦子は朝森の右指
の微妙な動きを膣に感じながら、思い切って言いました。

突然の告白に乳房を這っていた朝森の唇が止まりました。敦子が息を呑んで朝森の反応を確かめ
ています。

乳房から唇を離し、頭を持ち上げ、体に絡みついている女の右脚をゆっくりと持ち上げ、その部
分を覗き見ています。洪水の後のように陰水にまみれて肌に張り付いた陰毛の中に、赤黒いラビ
アが見事に立ち上がっています。敦子のラビアはかなり大きいのです。勿論朝森のお気に入りの
部分です。どうやらかすかな跡を見つけたようですが、それとわかるほど定かな傷痕ではありま
せん。

しばらくソコを覗きこんでいた男が、ゆっくりその部分に唇を寄せました。ぶ厚いラビアを口の
中に吸い込んでいます。女が悲鳴を上げ、それでも両脚を一杯開いています。

男の舌がピアスホールを探しているのでしょう、ラビアをしっかり咥え込んだ唇の中で、舌が激
しく動いています。女が呻きながら、男の頭を両脚で締め付けています。そして、男がその部分
に強く歯を立てました・・・。

「ああ・・・、痛い・・・・、痛い・・・・・、
堪忍してください・・・、許してください・・・、.

あなたに無断で、あなたの持ち物に傷つけてしまいました・・・
ア・・、ア・・・、痛い・・ィ・・、
カンニンして・・・ェ・・」

やや芝居がかった口調で敦子が謝っています。

笑みを浮かべて朝森が股間から頭を抜き、敦子の唇に唇を押し付けています。貪るように敦子が
朝森の唇を吸い込んでいます。口一杯に広がる己が女陰の香りに敦子が狂い始めていました。


「竹内さんが付けるようにいったの・・・?」

「そうじゃないの・・、
むしろ竹内さんは突然のことで、びっくりしていた・・」

「君の好みで付けたのか・・!」

「旅先で、露天商の仲間達は大部屋で雑魚寝します。
そんな中で、カップルは誰憚ることなく絡まり合います。
それで気が付いたのですが、全部の女がラビアピアスをしていました。

仲間の女が勧めるし、私も興味があったから・・
それで、私も・・・、

最初はびっくりしていたあの人も、喜んでくれるし・・・、
皆も綺麗だと言ってくれた・・・」

朝森に腰を抱かれて、男の体に濡れた女陰を押し付けながら、甘えた声で敦子が説明しています。
口では謝っていますが、朝森がそれほどそのことを嫌っていないことを敏感に感知しているので
す。


[21] 一丁目一番地の管理人〈412〉  鶴岡次郎 :2012/05/28 (月) 10:52 ID:NRhFlDng No.2237

的屋仲間の女達は、効果的に女自身を男達にさらけ出す術をよく知っています。服装にしても、
女達自身の好みより男達が喜びそうな物を選びます。ラビアピアスやボデイピアスも男達が好む
と判れば積極的に取り入れていたのです。

的屋の女達は、女の本能を駆使して、男達の喜ぶことを探り出し、一般社会の女達がためらうよ
うなことであっても、それを実践することが男の愛を勝ち取る近道だと知っているのです。確か
に、女の本能に忠実に、自然体で男に媚びる女は、男にとって、この上なく愛しく見えるもので
す。

こんな的屋集団の中で過ごした半年の経験が敦子を変えました。敦子はこの集団の中にいて、男
と女の問題は相手の気持ちや、反応を考えすぎると、帰って逆効果になるもので、女の本能で男
に接することが大切なことを身を持って学び、それを実践出来るようになっていたのです。

以前の敦子なら、決してラビアピアスのことは告白しなかったと思います。しかし、ことがバレ
て告白するより、彼がそのことに気づく前に告白する道を選んだ敦子は、朝森が露天商の男達と
同様にピアスに並々でない興味を示すのを見て、朝森もやはり男であると確信していたのです。
そうと判れば、後は敦子のペースで引っ張れます。朝森のスケベ心を見通した敦子はラビアピア
スの話題をさらに引っ張ることにしました。

「建ちゃんは、多分びっくりして、嫌うだろうと思って・・、
今日は取り外しています・・・。

あなたの許可を得ないで、こんなところに傷をつけてしまって・・、
いけないことをしたと後悔しています・・・・。
貴方が嫌なら、これから先、決して、ピアスを付けたりしません・・・」

表面上は殊勝な表情を作り敦子が頭を下げています。笑みを浮かべたまま、朝森が敦子の耳に何
事か囁いています。

「エッ・・・、
良いの・・・、本当に良いの・・・、
アソコにピアスを付けても良いの・・・?」

朝森の首に両腕を巻きつけ、唇を押し付けてお礼を言っています。

「うれしい・・、実を言うとね・・・、
私・・、癖になっていて・・・、
ピアスを外せない体になっているの・・」

朝森の胸に頬を寄せて、男を見上げながら、ねっとりした口調で敦子が囁いています。彼女の右
手は男根をしっかり握っていて、男の反応を確かめているのです。女の期待したとおり、朝森は
女の話に嵌っているのです。

「ピアスを付けると・・、それだけで濡れてくるの・・・、
付けたまま昼間仕事をしていると、いろんなところが刺激されて、
欲しくて、欲しくて・・・、夕方にはびっしょり濡れている・・。
私だけでない、仲間の女は皆そうなると言っていた・・、

夜が待ち遠しいの・・・。
私インランだよね・・・・、
こんな私・・、嫌いにならない・・?」

淫らな笑みを浮かべて女が囁いています。女の欲情臭が朝森の鼻腔を刺激していました。もう完
全に女のペースです。女の指が絡まった朝森の男根が限界まで膨張しているのです。

ピアスに関する敦子の説明に嘘や誇張はありませんでした。それを付けるだけで、敦子は勿論、
仲間の女達は欲情していたのです。この現象は、普段は身に着けない派手な下着を着けた女がそ
れだけで欲情するのに似ています。人知れず、破廉恥な飾りをソコに付けている意識が女達を欲
情させるのです。

「最初は喜んでいなかったあの人も直ぐにピアスファンになった、
ピアスを口で引っ張ったり・・、
ピアスに糸を結びつけて、その先に、いろんなものをぶら下げて遊んだり、
ある時など、昼間、ピアスに糸をつけて、お店に立たせて、糸を引くの・・、
お客さんの相手をしながら、私・・、いっぱい濡らしていた・・・。

ああ・・・、ダメ・・・、こんな話をしていると・・、
思い出しちゃう・・・、私・・、感じる・・・」

男が不愉快に思っていなくて、興奮して敦子の話を聞いているのを肌で感じ取って敦子もまた、
高まっていました。そして、竹内や、その他の男にピアスを弄ばれたことを思い出し、はっきり
判るほど潮を噴き上げているのです。(1)



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