フォレストサイドハウス(その25)
17 フォレストサイドハウス(その25)
鶴岡次郎
2019/12/16 (月) 11:18
No.3255
男がテーブルの上にあるおしぼりを手に取り、女に黙って差し出しました。男の意図が判ったのでし
ょう、女は恥ずかしそうに頷き、おしぼりを受け取り、もう一度、スカートの裾を腰までまくり上
げ、腰の部分に裾を挟み込みました。

女の両脚、股間の陰毛、亀裂が男の視線にさらされています。女は少し腰を落とし、両脚を一杯開き
ました、亀裂から汁が床に、一滴、二滴と滴り落ちています。亀裂に沿って丁寧にタオルを使ってい
ます。タオルの一部が亀裂に埋没して、女がタオルを動かすとヒラヒラがタオルに引っ掛かり、めく
れあがっています。男はじっとその光景を見ています。女は見られるのを楽しんでいる様子です。

丁寧に、少し時間をかけて、その部分を綺麗にした女は、股を緩めた姿のまま、少し腫れぼったい亀
裂を男の視線にさらしたまま、にっと笑みを浮かべて、濡れたおしぼりを男の手に戻したのです。男
はそのおしぼりを広げ、自分の顔に押し付けしばらくその香りを楽しんでいます。その様子を女は恥
ずかし気な様子を見せ、笑みを浮かべて見ています。

男が椅子から立ちあがり女の前にかがみ込みました。女は腰を前に出すようにして、その部分を男に
見せるようにしています。そっと指を亀裂に埋没させています。女は嬉しそうに顔をゆがめて、声の
無い喘ぎを出しています。

ほんのわずかな時間、指を入れた後、男は立ち上がり、手の指を鼻に近づけ大きく息を吸い込み、何
度も頷き、そして、さらに濡れた指を口に含んで女の汁をゆっくり味わった後、タオルで指を拭きな
がらつぶやきました。

「香りも、締まりも、そして濡れ具合も・・・
一流品だ…、味は・・、少し塩っぽいかな…」

女はスカートの裾を下ろしながら、男の様子をじっと見つめています。男のつぶやきは女には届いて
いないはずです。女の瞳がしっとりと濡れています。

「失礼ながら、奥様のオマ〇コは一級品です。
私の店などではもったいない程です…。
ところで・・・、
私の方はいつでも構いませんが・・、
何時からお店に出ますか…」

「ありがとうございます…、
早い方がいいと思のですが・・、
主人のことが気になるのです…」

「当然ですね‥」

「主人に話した方が良いのですか、
それとも、黙ってお店に出た方がいいでしょうか‥」

「そこは何とも言えません・・、
私の方はどちらでも構いません・・」

少し突き放した口調で佐王子が話しました。

「私…、夫に何もかも話します…」

何事か決心した引き締まった表情で沙織が言いました。

「今日、佐王子さんに出会った経緯から・・、
佐王子さんに教えていただいた子作りの極意、
そして、私がソープ嬢入社試験で・・、
淫乱度テストを受けたこと・・、
佐王子さんにアソコを露出したことまで、
全部・・、全部・・、
夫に話して、許可を求めます‥」

「旦那様は許可を与えると思いますか…」

「多分・・、最終的には・・、
許可を与えると思います…、
もし・・、彼が返事を渋るようでしたら…、
私も覚悟を固めます…」

最後の言葉を無表情で言い放ちました。佐王子は沙織の並々でない覚悟を汲み取りました。