フォレストサイドハウスの住人達(その20)
8 フォレストサイドハウスの住人達(その20)(633)
鶴岡次郎
2017/10/05 (木) 11:07
No.3058

「それから・・、
何度か公園で抱かれたけれど・・、
私・・、困ったことに・・、
屋外でセックスするのが好きになったみたい・・」

「あら、あら…、
もう・・、病気だね…
覗かれることは心配しないの…?」

「誰かに見られても、かまわないと思えるようになった…。
ううん・・・、誰かに見てほしいとさえ思い始めている‥
私の裸も・・、めちゃめちゃに濡れた恥ずかしいアソコも・・、
そこに主人のモノが入って、暴れる様子も…、
我を忘れて悶える、いやらしい私の全部を見てほしい…・」

「本物だね…」

「うん・・、
セックスを恥ずかしい行為だと思っていた・・、
今は・・、以前の自分を未成熟だと思う・・、
正気の時、公園で乱れていたのはお前だろうと・・、
誰かに指さされても・・・、
私は胸を張って、『ハイ・・』と答えることが出来る・・・」

「すごいね・・、
咲江がこうなるとは、予想さえもできなかった…、
でも・・、私は咲江の変貌を歓迎するよ・・」

「千春は喜んでくれると思っていた・・、
だから・・、思い切って告白したのよ…。
でも、世間ではこんな私・・、
変だと思うでしょうね…、
千春と同じ変態になったのかと・・、
本気で、少し心配している…」

「それはないでしょう・・、
夫婦のおのろけ話を・・、
こんなに親切に聞いているのに・・・、
変態はないでしょう…、ふふ・・・・」

「ゴメンナサイ…」

「でも、ご心配なく・・・、
この程度の遊びは、夫婦の間では、それほど珍しいことではない…、
変態遊戯とは縁のない遊びだよ・・・、
プロの私が言うのだから間違いないよ…。
咲江は・・、ごく普通の女だよ・・・、
いや・・・、少し・・、スケベーかな・・・、ふふ・・・」

「スケベーと呼ばれるのは、
正直言って・・、うれしい…
まじめ女と呼ばれるのは悲しい…
私も変わったものだと・・、自分で思う…」

「私たち・・、スケベー同士のね・・、
仲良くしましょう・・、ハハ……」

咲江が笑い・・、千春が笑い・・、二人の女は声高にいつまでも笑いこけています。この時間、店内
はそれほど混んでいないので、二人は思い切り、おしゃべりができるのです。