フォレストサイドハウスの住人達(その20)
5 フォレストサイドハウスの住人達(その20)(630)
鶴岡次郎
2017/09/29 (金) 11:40
No.3055
〈記事番号3054を、一稿を出してから12時間後に、全面書き換えました〉

「主人が言い出して・・、
私達…、
変な遊びを覚えたの…、
それに結構・・、嵌ってしまって…」

「どんなスケベーな遊びなの・・、
言ってごらん・・」

「夜遅くね・・・、時々公園へ二人で行くの・・、
下着まで全部・・・、着ているものを取り去って・・、
ワンピースか、コートを一枚、羽織ってね…」

「やるね・・・・・」

「最初、命令された時は、本当にびっくりした‥、
でも・・、主人の喜ぶ顔が見たくて、決心した・・・、
死ぬほど恥ずかしかった…」

「最初は誰でもそうだよ・・・・」

「二度目になると、少し落ち着いてきて・・、
三度目からは、楽しくなってきた…、
確か、4度目か、5度目だったと思う…、
いきなり、ワンピースの裾を巻き上げられたの…、
悲鳴を上げてた…」

「ああ・・、とうとう来たのね・・・・・・
ご主人はそのタイミングを待っていたんだね…」

「誰かに、見られるのではと心配したけれど
暗闇だし、そんなに遅く公園に来る人はいないから・・と、
主人に教えられて安心した‥」

「ご主人は嘘を言っている…、
きっと誰かが見ているよ・・、ふふ・・・」

「そうかしら…、
その気配は、感じられなかったけれど‥」

「覗きのプロは、簡単には尻尾を出さないものよ…」

「そうだとしても…、
私はいいの…、
見たい人が居れば、それはそれでいい・・・・」

「女は・・・、最後にはそういうね…
本当は、そばに来て、じっくり見てほしかったりして…」

「もう・・、
千春・・、かき回さないで・・」

「あら、あら…、
本当のこと言われて、恥ずかしい…?」

「もう…、千春たら・・・・
本当のこと言うとね‥‥、
主人に命令されるまま、スカートの裾を上にたくし上げて・・、
下半身を曝して歩いていると・・、
そのことが快感になってきて・・、
もっと・・、見せたいと思えてきたの…・」

「そうでしょう・・、
女なら・・、誰だって…、そう思うよ‥」

千春が憮然として言い放ち、咲江が嬉しそうに微笑んでいます。