フォレストサイドハウスの住人達(その20)
22 フォレストサイドハウスの住人達(その20)(647)
鶴岡次郎
2017/11/14 (火) 15:20
No.3072

「素晴らしいコメントね・・・、
母の思い出…、
これに勝るものはないはず…・」

「いえ・・、
そんなに褒めてもらうと恥ずかしいです‥
母以外、女性を知らないからだと思います‥」

「女を知らないことなど・・、
ちっとも・・、恥ずかしいことではないわよ・・、
ただ機会が少なかっただけのことよ・・、
これから先・・、
経験を積めばいいのよ…」

「ハイ…」

二人の若者がまじめに答えています。

「今日はいい機会だから・・、
私で良ければ、
気が済むまで女の体を調べてちょうだい・・」

「ありがとうございます・・」、

「さあ…、
遠慮なく・・、
顔を近づけていただいて構いませんから・・、
十分にかぎ取って…、
もっと感想を聞かせてください…」

そう言って、胸を突き出しているのです。

最初に年配の男が咲江の胸に顔を近づけ、ブラウスの布越しですが、豊な胸に直接鼻を押し付けるよ
うにして、クンクンと鼻を鳴らしています。その行為を嫌がらず、笑みを浮かべながら咲江は胸を前
に突き出しています。年配の男がおっぱいを飲んでいるように見えます。

若い男たちも、最初は遠慮がちに、中ほどから遠慮なく、咲江の体に鼻を押し付け、クンクンと鼻を
鳴らしているのです。一人が咲江の右腕を手に取り、手のひらから、上に向かって顔を移動していま
す。時々、舌で、露出した肌を舐めています。もう一人の若者は、席から立ち上がり、左腕を手に取
り、肌を丹念に舐めています。

三人の男たちは、席を立ち、咲江の体に群がり、ブラウスのボタンをはずし、前を一杯に開き、ブラ
を持ち上げています。青白い乳房があらわになっています。三人の男たちがめいめいに、素肌に舌を
這わせています。目を閉じて、咲江は男たちに体を預けています。

〈ああ・・、男たちに囲まれて・・、
ああ・・、抱きつかれ、キッスされている…
助けなくてもいいのかしら・・、
でも・・、楽しそう・・、
このまま、このまま…・〉

千春から見ると、オオカミたちが咲江の体に群がり、彼女の体を食いつくしている・・・、そう見え
るのです。しかし、被害者である、咲江の表情は快感を噛み締めている様子で、声こそ千春のところ
まで届きませんが、咲江が恍惚状態にいることは千春から見ても明らかなのです。このまま見守るこ
とにしました。