フォレストサイドハウスの住人達(その20)
19 フォレストサイドハウスの住人達(その20)(644)
鶴岡次郎
2017/10/29 (日) 15:06
No.3069

「昔・・・、妻が元気だった頃は・・・、
私達もそんな露出行為を楽しんだものだ…・
裸や、セックスを見せるのに飽きて・・、
嫁交換のような、
お嬢さん達より、少し淫らなことをしていたがね・・‥」

「・・・・・」

「妻は・・、三年前に亡くなってね・・
それ以来・・、そんな遊びとは無縁の生活を送っている・・」

しんみりとした話になり、咲江も、若者も、視線を落としています。

「アッ・・、ゴメン、ゴメン…、
つい・・・、年寄りの愚痴が出てしまった…」

年配の男が頭を掻きながら、咲江と若者に頭を下げています。

「話を戻そう・・・、
お嬢さんのおしっこのことだったね・・」

「ハイ・・、
人前でおしっこをしたことがあるかと聞かれて・・、
夜、公園で裸になり、おしっこもした・・と、答えました」

「ああ・・、そうだったね・・、
もし・・、お嬢さんがその気になったのなら・・」

そこで年配の男は立ち上がり、テーブル越しに手にしたジョッキを差し出し、咲江の腹部あたりに
ジョッキを軽く接触させたのです。

「このように、お嬢さんのアソコにジョッキを直にあてがって・・、
なあ・・に・・、手が汚れったって構わない・・、
未だ温かいおしっこを・・、
たっぷりと溜め込むんだ…」

「・・・・・・」

腹部にジョッキを当てられて、戸惑しながら、それでも、そっと両脚を開いて、ジョッキを股間に迎
える姿勢を、無意識に取ろうとしている咲江です。

「一杯、溜め込んだら・・、
こうして・・・、
ぐっ・・と、飲み干したいね…」

手を持ち上げ、ジョッキを傾けて、半分ほど残っていた黄金色の液体を一気に飲み干しています。


「ああ…、
そんな・・・・、止めて…・」

思わず咲江が声を出しています。

男の喉がぐびぐび動くのを咲江はじっと見ています。男はただビールを飲んでいるのですが、咲江に
は彼女のおしっこを飲んでいるように思えて、思わず声を出してしまったのです。欲情した時の癖
で、彼女の瞳が濡れ始めています。

〈ああ・・、この素敵なおじさん…、
私のおしっこをゴクゴク飲んでいる・・、
アソコから今出したばかりのおしっこを・・、
いや・・、止めて・・、汚いわよ・・、
いや、いや、止めないで・・、
全部飲み干して…・ェ・・〉

咲江得意の妄想癖がこんなところでも顔を出しているのです。

気分が高じていて、股間は滴るほど濡れ始めているのです。両脚がかなり開いて、ショーツが見える
ほどになっています。おそらく、それと判るほどはっきりとシミが浮き出ているはずです。

そこから新たな香りが噴出しています。欲情して、自制心を失いつつある咲江が、この先三人の男を
相手に何をしでかすのか・・、遠くから咲江の行動を見ている千春も心配していると思いますが、筆
者もそのことが心配です。

「変な気分になっちゃった…、
私のおしっこを・・、本当に、
飲んでいただいている気分になった‥」

「ほう・・・、そうかね・・、
私も同じ気分だよ…
このおしっこは格別だった…
ああ・・、おいしい…」

大げさに舌つづみを打っているのです。

「ああ・・、おじ様…、
そんなこと言わないでください…、
私…、本気になります…
おしっこ、本当に出しちゃおうかな…
でも‥、ダメね・・、そんなこと…・」

嫣然と微笑み、体をくねらせ、咲江が、低い声で、ねっとりした口調で答えています。危うい状況で
す。

女の表情、体から湧き上がる香り、そしてねっとりした声、これらが男たちの五感を刺激していま
す。三人とも興奮した表情で咲江を見ています。男達はただ黙って、咲江を見つめているのです。
切羽詰まった、今にもとびかかりそうな雰囲気になっています。