フォレストサイドハウスの住人達(その20)
17 フォレストサイドハウスの住人達(その20)(642)
鶴岡次郎
2017/10/23 (月) 14:31
No.3067
「ネェ・・、
そこに・・、座ってもいい・・、
オジ様もこちらにいらっしゃいよ…・」

二人連れのテーブルに咲江が座り、咲江に誘われると、ビールのジョッキを片手に持って、うれしそ
うに年配の男も席を移してきました。そんなに大きくないテーブルに4人が肩を寄せ合って座ること
になったのです。咲江の前に年配の男、若い二人の男が向かい合って座っています。咲江が座ると、
さらに強い香りが男達を包んでいます。

咲江の放つ官能的な香りに染められ、男達の気分は高揚しています、特に若者たちの股間は限界まで
膨張しています。咲江を見る彼らの瞳に淫蕩な色が浮かび上がっています。そして、男達の気持ち
が、おそらくは男たちの精気が、咲江に反映して、彼女の股間から新たな愛液が漏れだしているのです。

顔を寄せ合って、テーブルに着いた4人の男と女、もう・・、昼下がりの喫茶店内の雰囲気ではあり
ません。深夜の場末のバーでひそひそと語り合う、お客と色っぽい女の雰囲気になっています。危な
い会話も、それ以上の行動も、許されるムードがいっぱいです。

「実は・・、洗面所の場所を聞いたのは・・、
素敵な皆様に声をかけるきっかけを作るためでした‥
ですから・・、しばらくは我慢できます…、
ご安心ください、漏らしたりしませんから…、ふふ…」

「それは・・、残念だね・・、
お嬢さんが、おしっこをするところが覗けると・・
楽しみにしていたんだけれどね…」

「あら…、あら、
それは・・、申し訳ありませんね・・・」

「あの・・・、そのことですが…、
経験がありそうだと・・、先ほど話題になっていましたが・・…、
本当ですか…、
人前で・・、おしっこするところを見せたことあるのですか…」

若者の一人が思いつめた様子で質問しています。普段なら考えられないストレートな質問です、咲江
が放つ妖しい香りが若い男の自制心を吹き飛ばしているのです。

「うそ・・、信じられない・・・、
ここで、それを聞くの…、
あなた・・、
見かけによらず、スケベーなのね‥
ふふ・・・・・」

大げさに驚いていますが、気分を害しているわけではなく、むしろ、危ない質問を受けて咲江は上機
嫌です。

「聞きたい…?」

はすっぱな調子で咲江が問いかけています。

「ハイ・・・」

じっと見つめられて、真っ赤になりながらも気丈に視線を外さないで、若者は頑張っています。

「あるよ・・・、何度か…」

「何処で、誰に・・、見せたのですか・・」

「エッ・・・、そこまで聞くの…、
知りたい…?」

「ハイ・・・」

「公園へね・・・、
深夜、主人と散歩に出かけるの…
ああ・・、やっぱりダメ・・・
恥ずかしくて、言えない…・・」

さすがにここで咲江は言葉を飲んでいます‥。