フォレストサイドハウスの住人達(その17)
29 フォレストサイドハウスの住人達(その17)(580)
鶴岡次郎
2017/04/24 (月) 16:19
No.2994

「この際だから・・、
いろいろ、千春に聞こうかな……」

「いいわよ・・・、
その道のことなら、ちょっとは自慢できる知恵があるから・・」

笑いながら千春が答えています。

「実はね‥‥、主人たら・・・・
すごく恥ずかしい下着を着せたがるの…・、
肝心のところが全部穴が開いた下着なのよ…」

「そんなの・・、普通だよ・・・、
男ならだれでもそうだよ・・」


「そうなの…、知らなかった…、
私・・、そんな下着の存在さえ知らなかった…」

「男の人の間では・・、
ゴルフ大会の景品にそんな下着を準備したりするそうよ・・」

「そうなの…」

千春の言葉で咲江はかなり安心した様子ですが、まだ引っかかることがありそうな雰囲気です。

「実はね…
家で着せるだけでないの・・、
夜・・、公園で・・・、
その下着姿で歩かせるのよ‥‥
変でしょう…・?」

「少しも変じゃないよ‥‥」

「変だよ…」

「咲江は・・、どうなの…、
嫌々・・、下着姿を曝したの…」

「ううん・・」

恥ずかしそうに首を振っています。

「そうでしょう・・、
咲江も興奮したのでしょう…、
だったら、いいのよ・・、
夫婦で楽しんでいるのだから・・・、
少しも変じゃない…」

「そうなんだ…
千春が言うんだから・・・、
そうなんだね…」

その道に詳しい千春にはっきりと言われて、咲江はようやく納得した様子です。

それから後が大変でした。体位のこと、性感帯のこと、剃毛のこと、男根への唇の使い方・・、など
など、咲江の興味は尽きません。立て続けに質問してくるのです。その一つ一つに丁寧に千春は答え
ました。