フォレストサイドハウス(その13)
17 フォレストサイドハウス(その13)(432)
鶴岡次郎
2016/03/11 (金) 12:53
No.2823
もともとやさしい気持ちを持った千春です、勃起不全になった男の苦悩を完全に理解することは無
理でも、 涙を流す男の気持ちはある程度まで理解できているようです。男根をゆっくりしごきなが
ら、やさしい視線を男に向けています。ただ、男根だけがこの場の雰囲気を理解していない様子で、
いきりたち、透明な液を吐き出しながら周りに芳香を発しているのです。

男根を握った右手が疲れたのでしょうか、左手に持ち替え、右指に付いた粘液を舌で舐めています。
視線は男に向けて、笑みを浮かべているのです。

「淫らなことをしてはいけないと、お店からは注意されているのですが、
気に入った方にお目にかかると、
つい・・、我を忘れて奉仕してしまうのです・・・。
悪い癖ですね…、
お店にはこのことは秘密にしておいてくださいね・・」

男の涙には気が付かないふりをして、千春が笑いながら答えています。男根をもろ出しにした背広姿
の男性と、紺のタイトスカートを腰まで巻き上げ、両脚をいっぱいに開いてショーツをさらけ出し、
白のブラウスの前をいっぱいにはだけ、二つの乳房をあらわに出した女が男根をその手に握りしめ
て、男を見つめているのです。

この上なく隠微な光景ですが、どうしたわけか二人の様子は意外に真剣みを帯びていて、あたかも公
園のベンチに座った初対面の男と女が遠慮がちに見つめあっている雰囲気なのです。

「・・・で、この先はどうされます・・・。
十分に使える状態になっていますが・・」

艶然と好色そうな笑みを浮かべて、握っている男根をゆっくり振りながら、千春が訊ねています。

「千春さんさえよろしければ、
メニュウ通りに最後までやっていただくと、
私としてはこの上なくありがたいのですが・・・」

さすがに一流商社の営業マンです、隙を見せずうまい交渉術を発揮しています。

「メニュウ通りね…、
そういわれてもね・・、
ここしばらくは閉店休業だったから・・・」

隠微な笑みを浮かべて千春が首を傾けています。考えるまでもなく、千春自身も最後までやり抜くつ
もりなのです。股間から愛液がしたたり落ちています。

「この先・・・、どうすればいいのかしら…、
どんなことをすれば殿方に喜んでいただけるのか、
すっかり、忘れてしまったわ…、フフ・・・・」

そういいながらも手は滑らかに動き、空いた手が伸びて、巧みにショーツの紐を解いて下半身を解放
しているのです。はらりとショーツが床に落ち、濡れた亀裂が顔を出しています。驚きの表情を浮か
べ、それでも嬉しそうな表情で男が亀裂に視線を向けています。

「いいわ・・、思い出しながらやってみる、
不味い料理だったらそう言ってね、別のメニュウを出すから・・・・
それでは・・、まず最初は・・、アフ・・・ウウ・・・」

言葉が終わらない内に千春は、パクリと亀頭に唇をかぶせました。しばらく男根をしゃぶった後、頃
合いを見て、男の手を取って立ち上がらせ、一気にズボンとショーツを引き下ろして、男を床に寝か
せました。そして69の体制で男の上に跨り、男根にかぶりついています。男の眼前に濡れそぼった
亀裂が宛がわれています。男は当然のように亀裂に食いつき、愛液を啜り始めています。

見る見るうちに男の顔が愛液で濡れ、ネクタイにも、ワイシャツにも愛液の飛沫が降りかかっていま
す。

結局、男は最後まで行きませんでした。その場で射精することもできたのですが、限界に近くなった
ところで千春の背中をたたき、そこまでで終えることを女に告げたのです。