フォレストサイドハウス(その13)
13 フォレストサイドハウス(その13)(428)
鶴岡次郎
2016/03/07 (月) 11:43
No.2819

目の前にいる30代半ばと思えるイケメンは身長180を超え、何かスポーツで鍛えているので
しょう、理想的な贅肉のないきれいな体をしているのです。千春ならずとも、女なら誰でも商売気を
離れてお色気攻勢をかけてみる気になるいい男です。

ところが・・、その男性は千春のお色気攻勢に気づいて、困った風情を見せているのですが、股間は
平静を保っているのです。この様子を見て、千春の中に闘争心がさらに強く沸き上がりました。

「変ね・…、その人・・・、
欲望を抑えているのでなくて、
どこか悪いところがあるんじゃないの…
勃起不全の原因が他にあるんじゃないの・・・・」

千春の説明を聞いて元看護師の愛が専門的な質問をしています。

「さすがですね・・、
後でわかるのですが・・・、心の病が存在したようです…。
でも・・・、その時はその事情が判りませんから、
私を女と見ていない・・、
そう思って、かなり向きになりました・・・・・」

愛の質問に千春が答えています。愛が納得した表情で頷いています。


密室に近い空間ですから、千春がその気になればどんな破廉恥なことでも出来ます。攻める気に
なった千春は隙を見てかなり強引に男の股間にタッチしたのです。男はびっくりしていますが、嫌
がっている様子はなく、千春のなすがままです。

〈この人平然としている。大物なのか…、鈍感なのか…、
それとも大変な遊び人なのか・・
いずれにしても、私を嫌がってはいないようだ・・・
それなら・・、やりようがある・・・・・・〉

以前、この店では千春を含めて数人の店員が、裸を見せたり、お客の股間に触ったり、果ては挿入ま
で・・、お色気接待をして売り上げを伸ばしていたことがあったのです。しかし、こんな商売のやり
方を続けているといろいろと噂が立ち、店員の士気も落ち、結果として店の評価が落ちるものなので
す。店長の尽力で、誰を傷つけることもなく、ことを公にしないで、この悪習は次第に消えたので
す。

千春にとって、実に数ヶ月ぶりのお色気サービスです。男の体に触っているとすっかり忘れていた感
覚が蘇っています。目の前のイケメンは弄ぶ男としては申し分ないのです。こんなに若い男を弄ぶの
は初めてです。商売気を離れ、遊び心半分、スケベ心半分の気持ちで千春は、男さえ望めば、迷いな
く最後まで攻め抜く覚悟を固めているようです。

もう・・、遠慮なく股間に指を絡ませ、ズボンの上からですが、そこをまさぐりながら、ブラウスの
ボタンをすべて外し、ブラを押し下げ、乳首が良く見えるようにしています。両乳房の全景が男から
見えるはずです。さらに、タイトスカートの裾を上に巻き上げ、ブルーのTバックショーツを見せ付
けているのです。