フォレストサイドハウスの住人達(その12)
52 フォレストサイドハウスの住人達(その12)(
鶴岡次郎
2016/02/03 (水) 12:43
No.2803
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謎の女性に浮気を覗き見られたこと以外に、千春の話の中で三郎の気になる話題がもう一つあるよ
うです。

「・・・で・・・、
欲しいと言われて、切り取らせたのか…?」

「ハイ・・・
今日の記念にしたいと言っていました・・・・
それに・・・、アソコの毛は安全運転のお守りにもなるんですって・・・・・
毛がない・・が転じて、ケガしないっていうことかしら・・、フフ・・・・」

「見せろ・・」

「ここでですか・・、
でも・・、そのまま帰ってきたから・・汚れていて・・」

「そんなに汚れているのか・・・・
中に出させたのか・・・」

「ハイ・・、ピルを飲んでいますし・・、
お店に出る前とその後はいつもの医院で洗浄してもらっていますから・・・
中に出すのが、お店でも習慣になっていますから・・・
つい・・、そのまま・・、いけませんでしたか・・・・」

悪戯っぽい笑みを浮かべてからかうように千春が三郎に訊ねています。実のところは店では絶対中
出しはさせないのです。そう言えば三郎が慌てると思っているのです。案の定、不愉快そうな、そ
れでいて興奮した複雑な表情を浮かべています。

「いいから見せろ・・・」

「酷く汚れていますよ・・・、
それでも良いですか・・」

「いいから・・」

「ハイ・・・、では・・・、どうぞ・・・」

他の男に汚された直後の局部を見るのを三郎が嫌っていないのを千春はいつ頃からか知るように
なっているのです。この日も、話の展開しだいで、最後には三郎にソコを見せることになると判って
いたのですが、わざとシャワーを使わないで汚れたままにしておいたのです。

ソファーに座ったまま、両脚をゆっくり開いています。スカートの下には何もつけていません。少し
乾いた愛液が股間にこびりついています。勿論、強烈な香りがあたりに発散されています。

商品ですから、日頃から綺麗に剃毛され、亀裂はつるつるの地肌を曝し、内部のひらひらや、時には
ピンクの内壁が亀裂の隙間から顔を出しているのさえ見ることが出来るのです。そして、アクセント
をつけるため、割れ目の上部に茂みがわずか残すように管理されています。この管理は三郎の大切な
仕事で、わずかな変化にも三郎は気が付きます。

今見ると、わずかに残された茂みが明らかに短くカットされているのです。どうやら、ハサミかカミ
ソリでその部分を刈り取ったようです。千春の説明通りだとすると、今日の記念にと山口が下の毛を
欲しがった結果なのです。

無残に刈り取られた跡を苦々しい表情で睨み付けています。その三郎の表情を、笑みを浮かべて千春
は見つめているのです。大きく両脚を開き、指で亀裂を開いているのです。亀裂から何やら白濁液が
流れ出しているのさえ見えます。

「ショーツはどうした・・、彼に与えたのか・・・?」

「ハイ・・、彼が欲しいと言うので・・」

「毛も、ショーツも取られてしまったのか・・・
これではまるで空き巣狙いか、泥棒だね・・・、
いや・・、それ以下だな・・」

憎らし気な口調でそう呟いています。

「いけなかったですか・・・、スミマセン…、
これからは、もう・・、こんなことしませんから・・、
許してください…」

ここは謝っておいた方が良いと千春は判断したようで、笑みを抑えて神妙に謝っています。

「まあ・・、太くてかたい棒を中へ突き入れられて、
散々に蹂躙され、おまけに男の汁まで注ぎ込まれているのだから・・・、
ショーツや、周りの毛がとられた程度で騒ぎ立てても始まらないがね…」

「スミマセン…」

両脚をいっぱい開いたままの姿で千春は謝っています。男も女もそれほど真剣ではなく、言葉遊びを
楽しんでいる雰囲気です。