フォレストサイドハウスの住人たち(その7)
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フォレストサイドハウスの住人たち(その7)(182)
鶴岡次郎
2014/06/11 (水) 16:07
No.2540
「あら…、私・・・、三郎さんのサイズを聞いたりして…、
恥ずかしい・・、千春さんが悪いのよ、
先ほどからきわどい話を聞かせるから、私まで感化されてしまいました・・。
でも、とっても気になっているのよ・・、
経験豊かなあなたが、彼のモノをどう評価したのか・・」
「・・・・・」
「ねぇ・・、黙っていないで、何か言ってよ、
あなたが黙っていると恥ずかしさが増すのよ…」
夫人がことさら快活に振る舞っているのが千春にも読めました。先ほど頭の隅に首をもたげた疑惑
が形を見せ始めていたのです。
〈様子を見る限り、
私からその事実を聞くまでは三郎さんのEDは知らなかったようだ・・、
夫人にとって、この事実は全く予想外の出来事だったようだ・・・。
それでも、不思議なことに、彼の病気の原因には心当たりがあるようだ・・
彼にEDを引き起こさせた原因に心当たりがありながら、
今まで、その事実を知らなかった…。
この事実は何を語っているのだろうか・・・、
いずれにしても、私からそのことを質すことはできない、
夫人が切り出すまで待つことにしよう・・ 〉
このように覚悟を決めた千春は夫人のペースに乗ることにして、出来るだけみだらな話を披露する
ことにしました。勿論、こうした話題が不得意なわけではないのです。
「お店であんなに苦労したことが嘘のように、
ホテルへ入ると三郎さんギンギンになっていて、当の本人でも驚くほどでした。
もちろん、私は大歓迎です・・・」
「そう…、
想像するだけでも、わくわくするね…
・・で、彼のモノをしっかり確認したのでしょう…」
生唾を飲むようなしぐさを見せて、夫人は興奮した表情を隠そうともしないです。
「ハイ・・、先輩から教えられていて、初めての方と寝る時は、
相手の体を十分チェックするようにしているのです。
そんなわけで、三郎さんのモノもしっかり・・、確かめました。
目で見て・・、握ってみて・・、口に含んで・・、十分にチェックしました・・」
「さすが、千春さん・・」
「奥様もご存知のように、どんなに立派な男性器でも、いつでも完璧に、100%勃起すること
はありませんよね、私たちが普段接する男性器は70から80%勃起すれば上々だと言えます。
この時の三郎さんは違いました。四年間の空白を一気に埋めるつもりなのでしょう・・、
彼のモノはいきり立ち、力強く、比較的経験のある私でも、あれほど完璧に勃起したモノをそれま
で見たことがありませんでした」
「そう・・・、凄いね…」
夫人の瞳がみだらに濡れているのです。千春は比較的冷静です。