一丁目一番地の管理人(その29)
23 一丁目一番地の管理人(441)
鶴岡次郎
2012/07/21 (土) 16:10
No.2272

それから、ひとしきり話が弾み、女同士の気安さからか、由美子は過去に経験した男の話をかな
り露骨に披露しました。それが由美子が仕掛けた呼び水だと判っていながら、喜美枝も負けずに
恥ずかしい話を告白し始めました。こうして、二人の女は競い合って淫らな体験を話すことに
成ったのです。

「そう・・、そうなのよ・・・
男って、不思議な生き物ネ・・・、
あの気持は女には判らない・・・。
大切な自分の女を他の男に曝したがるのよネ・・・、

それで由美子さん・・・、
大勢の男の前で、指で開いて、アソコの中まで見せたの・・・、
凄い・・、由美子さん・・、興奮したでしょう・・・。

実は・・、由美子さんほどでないけれど、
私もその経験が少しあるの・・・。
私・・、言っちゃおうかな・・・
ハダカを見られた話なら、取って置きの話が私にもあるのよ・・」

ストリップ劇場に出演した由美子の話を遮るように喜美枝が話し始めました。

「在日のイタリアの仲間が時々マンションに来ていた。
ある日、私がキッチンでお酒の支度をしていると、居間にいる男達が騒がしいの、
何事かと顔を出すと・・・、男達がニヤニヤして私を見るの・・、

何と・・、アダモがネ・・
私たちの絡んでいる恥ずかしい写真を、仲間の男達に見せているのよ・・、
誰にも見せない約束で撮った写真だから・・、
後で自分で見ても、恥ずかしさで身体が震えるような写真ばかり・・、

一杯両脚を開いて、指でアソコを開いている写真とか、
彼のモノを咥えて微笑んでいるのもあった。
極め付きは、喘ぎ声がばっちり入ったビデオまで披露してしまった。

逃げ出すわけにも行かないから、アダモの側に座っていたけれど、
男達が私の身体をじろじろ見て・・、とっても恥ずかしかった・・・

ビデオの途中で・・、アダモがいきなりキッスをしてきて・・・
彼が酷く興奮しているのが判った・・・
夢中で彼にしがみ付いていた・・」

喜美枝の声は弾んでいて、嬉しそうなのです。