一丁目一番地の管理人〈その28〉
26 一丁目一番地の管理人〈417〉
鶴岡次郎
2012/06/11 (月) 15:46
No.2244
2243(1)

「弘子さんに急かされて、竹内さん、弘子さんの上に乗っかってしまった。
直ぐに、弘子さんがわざとらしい、喘ぎ声を上げ始めた・・。

鈴木さんが後ろから私を抱きしめてくれた。
でも・・、私は・・・、竹内さんと弘子さんのことが気になって・・、
とても、鈴木さんを受け入れる準備が出来ていなかった・・・。

ところが・・・、
やさしく抱きしめられ、乳房を触られ、
首の周りをねちっこく舐められ・・、
私は、次第に解けて行った・・・

後で判ったことだけれど・・・
鈴木さんは、仲間の女性の間では評判の男だったの・・・。
見かけはごく普通の中年男なんだけれど・・、
元暴力団系の女性専科員だったと聞かされた・・・

彼の・・、鈴木さんの・・、指がアソコに入り込んだ、
その瞬間から・・、
私、竹内さんのことはどうでもよくなっていた・・、

彼の指と、何処まで行っても衰えない固い剛棒で翻弄されて・・、
私・・、みんなが注目している中で、乱れに乱れてしまった・・・、
最期には気絶してしまった・・」

ここで、言葉を切り敦子が朝森の様子を探っています。朝森の男根はその勢いを失っていません
でした。

「ゴメンナサイ・・・、
こんな生々しい話、建ちゃんにしてはいけないよね・・・
私・・、建ちゃんに甘え過ぎだと思う・・・、
聞きたくないようだったら、そう言って・・・。

エッ・・、良いの・・?、
本当に言いのネ・・?
ありがとう・・・・・」


たくさんの男女が見守る中で、元竿師に翻弄されている敦子を朝森は頭に描き出していました。
スワップや、スイングした時、敦子は複数の男達に抱かれた経験があり、それなりの反応を見せ
ていたのですが、朝森から見ても彼女が本気でセックスに溺れていると感じたことは一度もな
かったのです。

〈・・敦子は不感症気味ではないのか・・〉と、疑いの気持ちさえ何度も持ったことがあったの
です。

その敦子が、衆目の中で気絶したのです。四肢をだらしなく広げ、おそらく男の吐き出した精気
を股間から垂れ流しながら、敦子は気を失っていたのです。朝森は、自身の描き出した敦子の逝
き姿に感動して、思わず、洩らしていました。

そのことに気が付いた敦子が喜びをあらわにして、更に右手に力を込めて陰茎を握り締めている
のです。狙い通り、朝森が艶話に興奮しているのを察知して、敦子は全身が震えるほどの喜びを
感じていました。

もし、朝森が敦子の艶話に覚めた反応しか見せないのであれば、それはあらわになった敦子の本
性を朝森が嫌っていることを意味しており、これから先、とうてい彼と一緒の生活は続けられな
いと敦子は考えていたのです。インランで奔放な敦子の本性を朝森が受け入れてくれた・・。敦
子はそう感じ取って、新たな喜びを噛み締めていたのです。